帰宅要求を深掘してみる。

重度認知症の現場に従事して15年経つ

あるあるネタで、毎日遭遇する事例だ
職員は必死で止めようと対応をする。

手を変え人を変え引き留める。
其れを横目で見て微笑ましく思う意地悪な僕が居る.

皆さんも経験は有るだろう

帰りたい理由は様々だ、子供を迎えに行かないと…お母さんが待っている…約束が有る等。

其れを職員が囲んでなだめている。
正直、利用者さんからすれば恐ろしいシチュエーションであることは理解出来る

見ず知らずの人には囲まれ、帰る事を阻止されている(認知症の利用者さん)

現実的に僕らも知らない人に囲まれて帰る事を阻止されれば…怒る・暴力・暴言を吐くだろう。

お互いにストレスである。お互いに悲劇だ。

関わりが薄い…だから後手を踏む
認知症ケアに携わるので有れば、先ず
相手方ヘ自分を重ねて欲しい。

全く知らない場所、知らない人の中に居たら居心地悪くて帰りたくなる。

だからこそ自分が相手ならと置き換えて下さい。


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