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手帳に手書きアナログ派?スマホデジタル派どっち?使い分けってどうしているの?

新しい手帳が文房具店や東急ハンズ、ロフト、本屋さん等で特設ステージができる頃になると「次は、新しい手帳を買って手書きアナログにしようかな?それともスマホの手帳アプリやカレンダー機能を使ってデジタル化しようかな?」なんて頭をよぎることはありませんか?

アナログ派!手帳に手書きをするメリットとデメリット

2019年2月に@DIMEさんから手帳専門家としての意見を聞かせて欲しいということで、取材依頼がきました。

取材依頼は下記のような内容でした。

メモを取るというと、最近では、手書きとスマホどちらにしようか迷うところが多いものです。そこで手書き派、スマホ(アプリ)派それぞれを得意とする識者にメリット・デメリットや活用術を教えてください。

そこで回答させていただいた内容は下記になります。

手書きのアナログ派のメリットはいくつもありますが、
一番大きなメリットは、「ペンで書くと(書いた内容を)忘れづらい」という事かと思います。

昔、スマホのカレンダー機能を使ってスケジュール管理をした事があります。
スマホには、定期的なスケジュールは「毎週」や「毎月」などの便利な機能があり、その機能を使って、管理をした事があります。
こういう時は、一瞬で何ヶ月も先の予定を埋める事ができて、時間的にはとても早く便利でした。
ですが、その予定は、私にとって、習慣化されていない予定だったせいもありますが、
残念ながら、次の月の2ヶ月目は、予定を忘れてしまい、
ダブルブッキングするという結果になってしまいました。

一方、定期的なスケジュールを
手書きで一気に手帳に手書きで書いていった事もあります。
すると、数ヶ月先のページを見て、予定を書くので、
「あー、この時は、連休前にこの予定があるのか」なんてイメージしながら書く事ができました。
めんどくさいですが、手書きで、1つ1つ予定をペンで書く事は、
自分の脳の記憶に刷りこんでいるような感じがします。

逆に、アナログの手書きデメリットといえば、メモ帳や手帳をカバンに入れておかないといけないので、アナログ派はカバンが重くなります。
また、ペンを忘れたり、ペンのインクが切れてしまうと、全く書けないので、本末転倒ということにもなります。


「ペンがない!書けない!」メモができず困った経験がありました。
周りの人に「ペンを持っていませんか?」と聞けばよかったのでしょうけど、状況がそれを許しませんでした。
 ですので、今は、手帳ケースの中に1本。
そして、カバンに1本ペンを入れるようにするようにしました。
その日からは、メモができない!スケジュールを書く事ができない!というデメリットはなくなりました。
また、ペンのインクがなくなるという緊急事態にも、もう1本のペンで回避できますし、私は4色ボールペン推奨派なので、最悪は他の色でメモやスケジュールを記入する事で、インク切れの時も大丈夫となりました。

40代、50代はメモやスケジュール管理はアナログの手帳派で!

20代、30代の頃は、
自分の興味があることや、プライベート、仕事で話していた内容も覚えていた事が多く、手帳にすぐに書いていなくても、記憶に残っている事はよくありました。

ですが、40代になり、仕事量も増えたからなのか?プライベートや仕事でハードなお題が多くなったのか?
”忘れる”という事が少しずつ多くなっていきました。
最初は覚えていないことを、「たまたま」だと気にもしなかったのですが、少しずつ、少しずつ、私の記憶メモリーから削除されている事が増えてきているような気がします。
この自分の記憶力の低下を認めるのはとても嫌でした。
ですが、40歳も数年経った時、
記憶力が弱くなった自分も私だと認める事にしました。
認める事ができたら、
次は「どうしたら忘れないようにできるのか?」を考える事にしました。
その結論が、
自分の記憶に頼らずに、手書きでメモをすること。
手帳に書いて記録を取る事

これを意識するようになりました。

まだこの習慣は、完全に習慣化になっていなくて、
メモとペンを出さずに会話を楽しむこともあります。

その時は、自分の記憶に会話が楽しかったという記憶の方が多く残っています。
ですが、話の内容の記憶量は、メモを取った時よりかは、少ないような気がしています。

もし、これを読んでいるあなたが
「最近、忘れっぽくなったな」と頭の片隅に感じるようであれば
もしかしたら、それはアナログ派にするシグナルなのかもしれません。





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