夢枕漠さんの作品٩( ''ω'' )و
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」
面白かったです!
4巻ありますが、どの巻も興味深く面白く読み進めることができました。
まだ留学僧である空海が、遣唐使として唐に行き、そこでの様子が綴られています。
とても肝の座った、自分の運命を信じている方です。何があっても天運に任せる覚悟があるのが空海です。
唐のことばや、密教も独学です。
文筆にも優れていて、大使の藤原蔦野麻呂をも唸らせるほどの名文を書かれるという。
いろいろ不思議なことが起こる話も面白いですが、気味も悪いです。
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