おけいちゃん

在宅でライターをしています。 趣味は、韓流全般、株式投資。最近、暇なので、脚本の応募で…

おけいちゃん

在宅でライターをしています。 趣味は、韓流全般、株式投資。最近、暇なので、脚本の応募でもしようかなと思っています。

最近の記事

謎の罵声と祖母の霊

私のマンションに彼が転がり込むという形で同棲し始めて、すぐに喧嘩が絶えなくなった。同じ部屋で一緒に寝ていたのはせいぜい3カ月ほどだっただろうか。ほどなくして、お互いのいびきや起床時間を理由に、別々の部屋で寝起きするようになった。 彼は無職だったため、昼過ぎに起きるという昼夜逆転の生活を送っていた。私が彼の仕事に関して何か言おうものなら、すごい剣幕で怒るため、怖くて何も言えなくなっていた。同棲生活が崩壊するのはこんなところからなのだろうと、38という年齢にもなって初めて知ること

    • 私が変身した母のひと言

      #日経COMEMO #あなたが変身した話 今思えば、短大卒業後に就職した会社を辞めて、TV雑誌記者への転職が変身したときだと思う。2年ほどしか事務の経験がなく、前途多難の状態だったが、どうせならやりたい仕事をしたいと思い、ダメ元でTV雑誌の記者に応募した。面接では採用したいが定員に空きがないと断られたものの、教員である母親から「やる気があるところを見せろ」と言われ、度々電話をしていた。しばらく経った後、空きが出たとのことで電話があり、無事働くことになった。飛び上がるほど嬉し

      • お金、いざというときのために

        以前、働いていた会社の女性社長から『人が一生に稼ぐお金の額はだいたい決まっている』と言われた。つまり、就職しないですぐに結婚したような人は、ある程度の年齢になって働かざるを得ない状況に陥り、それは悲惨なことだ、と。 その理論でいくと、40歳まで独身を貫いて働いていた私は、結婚後はあまり働かないでもよくなる。紹介された結婚相手は16歳年上の会社経営者だし、もうお金に関して苦労はしなくていいのかな、と漠然と思っていた。 しかし、とんでもなかった。出産後すぐに夫の会社の雲行きが

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