見出し画像

Vol.17 運営から見た敵チーム解説⑤

ネタバレを含みます!
※ストーリーを100周以上くらいされている方向けの内容です

ということで、敵チームとして登場する全ての高校を運営目線で解説していきたいと思います。

野宮実業高校(ノミヤジツギョウコウコウ)
激アツ度:★★★
飲み屋のメニューにありそうな選手たちで構成されている高校。
実力は全国レベルで、強豪高校では地方予選の不動の壁として立ちはだかる。
弱小高校では秋季大会地区大会で登場することから、強豪高校と弱小高校は地区レベルで近い高校という設定なのがわかる。

この高校は年度によって中心選手が変化する面白い高校だ。
一年目はエースで四番の大トロ(一年生)が、
二年目は四番大トロ(二年生)と新エースししとう(一年生)が、
三年目はエースししとう(二年生)と新四番ハンバーグ(一年生)がチームをけん引する。

さて、
ここである疑問が…

大トロ(三年生)はどこいった?

ということだ。

調べてみると…
なんと、おいしんぼ高校で6番を打っているのだ。

あのホームラン王でもおいしんぼじゃクリーンアップに入れないのか…。
それはさておき、スポーツ紙を読むイベントの中で「野宮実業大トロ電撃移籍」という見出しが登場することから、相当にインパクトのある出来事だったことがうかがえる。
これが許される世界がおかず甲子園なのか…?
まあ、大トロって大衆的な飲み屋よりも高級な料亭の方が似合うよね…。
確かにおいしんぼの方が似合うっちゃ似合う。

ちなみに、Tips.408にもある通り母体である野宮大学は大人気での大学で、また文武両道でも知られる大学としても有名だ。
附属である野宮実業もその系譜の通り伝統と品格を重んじる高校のため、デストーナメントには永久不参加を明言している。


熱亜津総合高校(アツアツソウゴウコウコウ)
激アツ度:★
舌がヤケドしそうなアツアツなメニューが並ぶ高校。
名前に反して激アツ度は低め。
中心選手である焼餃子が何かやりそうな気配があるが、これといった見せ場もなく流される。
各予選や地区大会などには登場せず、全国でしか登場しない高校枠のため、
本当になんてことない全国レベルのモブ高校扱いとなった。


古米大学附属高校(コマイダイガクフゾクコウコウ)
激アツ度:★★
北海道名産が並ぶ高校。
その中で違和感しかないのはエース麻婆豆腐の存在。
本来なら、辛味商や大陸中央などに所属しそうなのだが、縁もゆかりもなさそうなこの古米大附なのだ。

…いいたいことはわかるな?

さて、この高校は全国レベルの対戦相手として用意したかったのだが、
いかんせん弱キャラが多すぎてバランス調整に苦労した。
そのため、二年目、三年目に関しては、ほとんどの選手が上限を超えた能力値になっている。


銀河連合高等部(ギンガレンゴウコウトウブ)
激アツ度:★★★★
おかずとしては他の高校から溢れたそこそこの強キャラを集めただけのチームだが、なんだか小料理屋っぽい仕上がりになった。

一年目夏には一切登場せず、普通高校では二年目の秋季大会地区大会決勝、
勝ちつづければその春のセンバツの準々決勝にも登場する。

その時点では明らかに段違いのチーム力と主将まかないの強いクセによって、ゲームバランス的には始めたてのプレイヤーの意欲を刺激する役割を果てしている。

投手として圧倒的な力を持つまかないだが、起用順は実は三番手。
これは投手交代のときに自分がベンチに下がりたくないという理由からだ。
もちろんこの選手のことだから舐めプをしていることも考えられる。

そんな裏エースだったまかないだが、三年目夏では先発に繰り上がっている。
しかも能力がチート級に大幅アップしてだ。

試合前後のコメントでマウントしまくるまかないが強豪高校にだけ
「練習試合できるなんて光栄ですぅ~」などとへりくだっていたが、
三年目夏では「ウザいからちょっと本気だすわ」と態度を急変していることから、彼の中で何かが変化したことが読み取れる。

おそらく味方の投手陣にブチ切れたんだと思います。
想像ですけど。

あと、怪しい場所で能力バフしてませんか?
これも想像ですけど。


あぶら大学附属高校(アブラダイガクフゾクコウコウ)
激アツ度:★★
おかず甲子園シリーズの初期作「俺のナイン」以来の登場となる高校。
当時は揚げ物中心だったが、今作ではオイリーな選手というくくりになった。

普通高校では肉やさい、強豪高校では野宮実が予選の壁という例にならって
弱小高校ではあぶら大附がその役を担う。
というか、弱小高校を追加するときになんか新しいチーム入れないとね、
ということで残しておいたチーム。

特色としては守備を完全に捨てた打撃一辺倒の印象というチームで、
ベンチには油揚げというさらなる隠し玉が潜んでいる。
一年目は代打の切り札という起用法なのだが、
二年目夏からは満を持してレギュラーに昇格している。
というか、運営的にはゲームバランスを調整するため入ってもらうしかなかった。


荒牛農業高校(アラウシノウギョウコウコウ)
激アツ度:★★★
強豪高校のサプライズのためだけに用意していた高校。
そのため、強豪高校の三年目夏の本戦準々決勝にしか登場しない。
能力を見ても、最後の夏にプレイヤーの心をへし折るためにギンギンに仕上がっている。
モデルはもちろんあの高校。

最後の夏、主人公vsラスボスという設定をつくるため、
プレイヤーがまさかのラスボス側に回されることになった。

疲れたので今回はここまで。
次回の続きはお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?