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Board Game Business Expo Japanに参加してきました

前日

大阪には1月に盤祭5thで行ったばかりですが、その際に行けなかった天王寺動物園を堪能するため前日入りしました。ホッキョクグマのおやつタイムに遭遇してずっと眺めていました。
宿はインテックスのすぐ近くにとりました。大阪ゲムマの時から愛用しているクインテッサです。部屋が広く朝食が豪華!

1日目

1時間前(10時くらい)に行って設営すればいいや、とゆっくり構えていたら、Xで他のサークルさんの会場入り報告が数多く見られたので慌てて会場へ向かいました。
この日は天候が悪く、土砂降りの中を走りました。宿が会場の目の前でよかったです。

慌てて会場入りしたとはいえ、一般入場まで時間の余裕はたっぷりあるので、周りのブースのみなさんとお話ししながらゆっくり準備できました。天候と会場の広さからとても寒く、使い捨てカイロと防寒具でしのぎました。

設営完了です。今回から導入したガチャマシンも。
左隣はDivee!のハーベストバレーさんでした

11時からビジネスタイム開始ですが、それまでの準備タイムでも知り合いとは話しているので特段に変わったことはありませんでした。名刺を持ってご挨拶に来てくださった方も何人もいらっしゃいました。私たちのゲームを遊んでくれたという方が感想を伝えにきてくださったのもとても嬉しかったです。

OKAZUも何度かブースから出てうろうろしましたが、特に海外パビリオンの方同士は活発に交流されているようでした。挨拶に伺ったのですが次から次に来客が押し寄せていて、こちらに限ってはなかなかゆっくりとお話ができませんでした。

ということでわりとゆったりめのビジネスタイム、見知った顔がぽつぽつといらしたVIP来場タイムを経て、13時から一般入場です。

想像より多くの来場者で会場がどっと溢れかえりました。

今回、とにかくチラシを作成して持って行ってよかった。
これに尽きました。

今回のイベントの数日前になって、チラシを持って行ったほうがいいかな、と思い立ちました。そして急いでパッケージ写真と文字での説明だけの簡略なチラシを組んでラクスルで刷ってもらって持参していました。

大阪のお客様はとにかくチラシを受け取ってくださる上に、一度熟読してから、自分で判断して買いに来てくださる方が多い印象でした。
チラシ渡しが積極的なお声かけのきっかけにもなったので、いい事づくしでした。
(逆にチラシ置き場のチラシの減りが鈍かったので、今回のイベントに限っては手渡しが強かったのかもしれません)

私たちの作品では、秋の新作でもある「グミトリック」がSNS上の評判でもあり、多めに持って行ったのですが、意外な旧作が満遍なく出ました。
その原因も、SNSやwebをチェックするのではなく、会場で判断して選ばれる方が多かったからかな、と思いました。

ゲームに対して説明を求められることもありましたが、お話ししていて感じたのはライト層の方がとても多かったことです。
システムを説明してもちょっとイメージしづらい表情をされる方も割合多く、その場合には楽しさ優先で説明しましたが、私たちもあまり説明が上手くないのでお客様を混乱させることもありました。
この辺は工夫が必要だなと痛感しました。

仲間や家族で楽しめるゲームを2~3個買っていこうというスタンスなのか、大きな荷物を持たず、色々なサークルを見て吟味しているグループが多い印象でした。

閉場1時間前くらいまでかなりの賑わいが持続していました。
明るく会話を楽しまれるお客様が多く、出展者としても元気を頂きました。

夜は住之江の焼肉屋さんと温泉施設に行って満たされました。
スパスミノエのサウナの熱さがとても心地よかったです。

2日目

設営は終わっているので、ゆっくり会場入りして、午前中のビジネスタイムも買い物などしながらのんびり楽しみました。
(1日目のビジネスタイムに出展者が買い物をしすぎてしまうと一般のお客様の機会を喪失してしまうかも、と自重していました)

この日のお客様はよりライト層が主だったように思います。家族全員でいらしていたり、カップルがデートでいらしていたり。
ゲームの説明もより工夫しないと面白さを伝えづらいなあ、と考えを新たにしました。
そんな中、お子さんに楽しんでいただくために作った「さらサーチ」を多く手に取っていただいたのはとても嬉しかったです。

どんなゲームかすぐ説明できるように、「さらサーチ」の動物カードを全て置いて展示したのが
何度か功を奏しました
前日にグミトリックアクリルチャームガチャが売り切れてしまったので、予備で持って行ったカピ原缶バッチをガチャにしました

いつも二日開催のイベントは二日目は売り上げがグッと落ちるのですが、今回は二日目も緩やかではあるものの大不調ということはありませんでした。

今回の入場者数が5105人であったこと、次回は来年の1月の開催であることなどがアナウンスされて閉場となりました。
新大阪駅で串揚げを食べてささやかな打ち上げとして、横浜へ帰りました。

良かったことと、反省点

・色々な層の大阪のお客様の雰囲気に触れて楽しかった
これだけでも今回大阪に行ってよかったと思いました。

・ビジネスタイムはビジネスの話はほとんどなかったけれどゆっくりできた
普段の営業はメールで行っていますし、海外版権についてはエージェントに任せているので直接自分たちで交渉することはないのですが、特にビジネスタイムにやることがない私たちにはイベント自体が緩やかになって悪くなかったです。分野の違う方と交流できたのもよかったです。

・個人的に憧れている関西の作家さんたちに会えてよかった
OKAZUもにゃもも青春時代にTRPGをガッツリ通っているのでグループSNEの先生たちには特別な憧れがあります……作家さんたちが会場をウロウロしているのを見られて嬉しかったです。

・チラシを作ってよかった!
たまたまでしたが今回のイベントではチラシは有効でした。いくつかのイベントに汎用に使えるチラシをまとめて作って(今回のチラシはBGBEと名古屋ボードゲーム楽市両方のブース番号を書いていて、両方で使えるようにして刷りました)イベントには必ず持参するようにした方がいいなあと思いました。

・わかりやすい説明について考える、できなそうなら……
「このゲームはどんなゲームですか?」という質問が、システムなのか世界観なのか受ける感情なのか面白いポイントなのか、何を聞きたいのか的確に掴んで返答するのがとても難しいです。その人のゲーム遍歴などによっても分かる用語わからない用語が異なってくるのもあり、考えながら話しているうちに私たちも混乱しお客様を当惑させることも多々ありました。
ビジネスと銘打たれたイベントでもあったので、私たちもある程度下調べをしてきてくださっているお客様が多いだろうと勝手に勘違いしていましたが、むしろその逆でした。

ライト層、フラッと来てくださった方にも伝わるように、ゲームのポイントを短くまとめて30秒〜1分程度の動画にして、ディスプレイをブースに置いておいて好きに見ていただけるようにしてその上で補足を口頭で、ということを近々試してみようかなと思っています。


以上、まだ荷解きも終わっていませんが、今回のイベントの記録でした。

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