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ボードゲームアリーナで遊べるOKAZU brand発のゲーム

世界の人たちとオンライン上でさまざまなボードゲームを無料で楽しめるBoard Game Arena(BGA)というサイトをご存じでしょうか。
その中に、OKAZUが作成したゲームもラインナップされていますのでご紹介します。

1.YOKOHAMA(横濱紳商伝)

https://boardgamearena.com/gamepanel?game=yokohama

明治時代の横浜を舞台とした、商人としての名声を積み上げることを目的としたワーカープレイスメント資産管理ゲームです。
2016年に同人版を発売し、2017年にTasty Minstrel Gamesからクラウドファンドを経て英語版が出版されました。いくつもの言語版、デラックス版を出版していただき、OKAZU brandの代表作のひとつとなりました。

BGG(Board Game geek;ボードゲームのポータルサイト)では全ボードゲームのうち最高89位まで評価され、7年経った現在でも120位台と長く高評価を頂いています。

2.Trick of the Rails(トリックオブザレイルズ)

https://boardgamearena.com/gamepanel?game=trickoftherails

18xxの世界観での株式マネージメントをモデルにしたトリックテイキングゲームです。
2011年に同人版を発売し、2016年にTerra Nova Gamesクラウドファンドを経て英語版が出版されました。
そのあと数年が経ってから、大ファンだという海外の方からメールがあり、
「ぜひBGAにこのゲームを加えたい。開発も自分がやるのでぜひ許可してほしい」
という内容でした。こちらからは
「英語版に関してはTerra Nova Gamesに権利を委ねているのでそちらに訊ねてほしい」
と返事したところ、
「最初はその会社に連絡を試みたのだけれど、会社自体がすでに消滅していてどこに連絡をして良いのか分からなかったので作者に連絡をした」
とのことで、私たちも初めてそこで会社の消滅を知ったという顛末でした。

なので、基本的に契約している出版社によってBGAへの許諾の可否も委ねているのですが、このゲームに関しては私たちが直接許諾をした珍しいケースでした。

(なおこのTrick of the Rails、制作して12年が経ちますが、ありがたいことに地道な人気を得ていて、2023年にブラジルで新版が発売され、他の言語版も動いています)

3.The NUMBER(スージィ・Q)

https://ja.boardgamearena.com/gamepanel?game=thenumber

2〜5人で遊べる点数を狙いながら手持ちの数字を組み合わせてギャンブルをする入札ゲームです。
比較的最近、2020年にゲームマーケットでOKAZU brand版を発表したスージィ・Q、こちらはRepos Productionと契約して2023年に10ヶ国語版を超える多数の言語で出版していただきました。
現在さまざまな国で遊んでいただいており、国によっては発売後数日で在庫が切れたなどの話をフォーラムで見かけてとても嬉しく思っています。
こちらの出版を担ってくださったRepos社は大いにプロモーションをかけてくださり、BGAでもすぐにゲームがプレイ可能な状態にしてくれたようです。

私自身友人とBGAで遊んでいて、遊ぶゲームを探しているときに「あれっThe NUMBERがある」と気づいて驚きました。

今回ご紹介した3作のうち、もっとも手軽に遊べるゲームですのでぜひ試してみてください。


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