「ろうそくの科学」が話題ですね!
旭化成名誉フェローの吉野 彰 博士が2019年ノーベル化学賞を受賞されました。受賞おめでとうございます。
吉野 彰 博士の偉業の原点は小学4年生のころ担任の先生から薦められて読んだ「ろうそくの科学」だそうです。
このことが報道されると書店では品薄状態となり出版社では増刷を進めていますし、図書館でも貸し出しが順番待ち状態になっているそうです。
今日のこのノートでは、品薄になっている「ろうそくの科学」ではなく、その著者であるファラデーの伝記について少しだけお話をします。
画像は青空文庫から
この本は「電気学の泰斗ファラデーの伝」という本で、ファラデー(1791年ー1867年)がイギリスのロンドンに鍛冶職人の子として生まれ、それ以降どのようにして大科学者にまでなっていったのかを知ることができる貴重な伝記です。
著者は日本の物理学者 愛知 敬一 博士です。
以前読んだことがありとても印象深かったので、吉野博士の「ろうそくの科学」のお話を聞いて思い出しました。
改めて読み進めていくと、ファラデーはユニークな人であったようです。
また、日本の文化や常識では理解が及ばない部分もあるのですが、愛知 敬一 博士は、日本とイギリスやヨーロッパなどとの ””文化、習慣の違い”” を適切に解説してくれるので、スッと腑に落ちて理解が深まります。
この本は、いまここで無料で読むことができます
現在この本は、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧が可能です。
また、青空文庫でも読むことができます。
科学の本というよりも、人生とか、ビジネスや学問の世界で名を成すためのヒントに触れられる本だと思います。
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