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第1回目「こういうときに文房具店は何をしたらいいんだろう 」
はじめまして。福島県にある文房具店に勤めている岡崎です。まず始めに内容としては会社の見解ではなく、文房具店好きの個人としての見解です。会社は関係ありません。
ここ最近のコロナ禍の状況で自分たち文具界隈が置かれている立場を、私的な雑感も多分に含みながら、勝手に書き始めます。内容等のご意見ありましたら、真摯に受け止めます。よろしくお願いします。
はじめまして!自己紹介
街の文房具店がという空間が好き。本気でどうにかしたい。文房具店勤務の岡崎です。僕は文具店に勤めていて普段何をしているかというと、昨年までは店舗のスタッフとして、企画開発や催事イベントなどの仕事も兼任していました。
今年からは新たに立ち上げられたWEB事業部にいます。基本的には、通販全般・商品企画・仕入れ・マスタ登録などなど、あとNE6 TOHOKU BUNG の活動をしています。
こういうとき文房具店は何をしたらいんだろうって思ったので書きはじめました。実際に何をしたらいいんだろう?あとそもそも文房具店ってどうなってるのってことを書きます。長く書くつもりなので何回か書きます。
まずは現状の整理から書いていきます。短く書ける内容でもないので長いです。
こんなときになっての「文房具店」についての3つのこと
当事者としての危機感もあるし、街の文房具店がをこれ以上無くしたくないという気持ちで書いています。業界的にはまだまだ若輩ものなので書く前から恐縮してます。
1. すでに減っていた街の文房具店が今後どうなるか?
毎年文具店が減って行っているのは間違いなく。今回のコロナにより、いろんなことが変わる。
各地の名店の廃業の噂を聞く度に寂しい気持ちになっていました。こういった状況でさらにその速度は早くなるのではないか。コロナの影響は文房具店にもすでにきています。
実店舗の営業の自粛が一番に影響していて売上げ減少。さらに効率化を重視したテレワークの増加で、いわゆる「事務用品」の消費減少が売上に影響あるかもしれない。
2.もしオフィスがなくなったら事務用品ってどうなるの?
コロナで会社のオフィスに行くことがリスクになった。それによってテレワーク化が加速し、今後のオフィスの役割や考え方が大きく変わるかもしれません。すでに変わってきているとことが加速していくと思います。
それによってオフィス向けの事務用品などの需要がどうなっていくのか?それを中心に扱っている、文房具店はどうなるのか?(納品店も含めて)。以前から、減ってきている需要がより減ることも想定したい。
もし自宅がオフィスになった時に、どうなるんだろう。
事務用品がメインのところでも、今はお客さんはきてるし、近くの量販店がやってないから、近くのお店に来ている。といったこともあります。それは一過性のことであって、これから先を考えたらどうなるのか?
僕は地方にいるから、まだまだイメージは湧きづらい部分もあるけど、地方でのテレワークへの一般化まではまだまだ。ただ、テレワークで十分できる仕事が多くなってきてるのは実感している。
僕は家で仕事するの好きだし、机の上に置く文具は好きなものを選びたい。
ちょっと話はずれるけどメーカーさんからの営業も、もしかしたらテレワークで十分かもって思うこともある。それとは別にメーカー営業さんのありがたさを今になって、痛感していたりするのも本音です。
3.小規模店はどうなるのか。
各々独自の個性を出し、同じ定番商品でも魅力的に展開している小規模店。また元気で長く愛され続けている街の文房具店もまだまだ沢山ある。
それにイベント企画やオリジナル商品を開発をしたり、独自の取り組みを続けている文房具店もある。それぞれこの状況を乗り切るために、オンラインストアに力を入れていたり、新しく立ち上げたり、店舗の営業スタイルを工夫したりなど、皆それぞれに試行錯誤しています。
営業自粛の影響下での実店舗がベースになっているお店はやっぱり大変そう。こういった状況下で様々な努力をしているお店がたくさんある。そういうお店をどう知ってもらえたらいいのか?
というのが僕がこういった状況で最初に思った3つのこと。
文房具店は今、何をしたらいいんだろう?
書店やミニシアターのように文房具店もかなりきつい。いろんな補助がなくても、それでも生き残るにはどうしたら良いかを本気で考えるお店が残っていくように思ってます。
今は答えがなんてない状況。正解なんてないかもしれないけど、これから走りながら考える。それとできることをひたすらやること。多くを考える時流であること。そして、あらゆる知見を吸収していくこと。
いつかはいろんなことが終わる。それとともに、街の灯が消えてしまったら意味がない。そんなことにならないように、どうしたらいいのかを考えていきたい。
第1回目はこんな感じ。
第2回目は実際の取り組み。僕がやってることやらなかったこと。それと、色々なお店の魅力的な取り組みについて、聞いてみたことを書いてみること。
さっくりとまとめ
1.コロナがあって文房具店全体でも岐路にたっている。
2.文房具店が受ける影響とかについて。
3.いろんな状況を踏まえ、これからを考えていこう。
1回目だから、まず書きたいことから書いました。徐々に上手くなるはず。ちなみに今は、ドミコという「くじらの巣」っていう曲がぴったり。
誰も想定しないのか 見事に何も感じられない 息がしたい 止めたくない