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「ゴミうんち」展


展示のタイトルも消えている

 先日観た「ゴミうんち」展ことなどメモしておきます。タイトルだけ聞くといかにも子供騙しのようですが、「自然界から人間界まで全ての生き物が出すゴミやうんちとその循環について考えてみよう」という至って真面目な内容なのでご安心を。

蘊蓄(うんちく)ならぬ「うんち句」が出迎えてくれます。
パッと見可愛いけれど

 漆で固めた犬のうんちでできた犬。全く臭くはないし、むしろ美しいとすら思ってしまう不思議。他に鳩とか色々います。

トイレにまつわるエトセトラ

 「ファーブル昆虫記」が幼少期の愛読書だった私には狂喜乱舞のフンコロガシ(スカラベ)コーナー。

もちろんうんちだけでなく、サビやカビなどについての展示も。こちらはあえてサビを発生させて作った絵画。こうやって見ると様々な色や模様があって美しい。

ゴミをブローチに
髪の毛を織り込んだメガネ
飛行機の墓場の写真

 飛行機など巨大なものもいつかはゴミとなるわけで。意外と知られていない飛行機の行く末。ゴミになってしまうとすっかりその存在を忘れがちですが、常に生きている限り排出し続けるとても身近なものについて新たな視点で捉え直してみる良い機会となりました。お時間のある方はぜひ。
 同じくらいタイトルが最高なルイーズ・ブルジョワ展「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど素晴らしかったわ」も近々観に行かねばと思っています。

展示の後に食べたマロンタルト

 これもいつかうん・・・(以下略)。美味しかったです。寒暖差が激しい日が続きますが、皆様引き続き体調にはお気をつけて。