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故きを温めて新しきを知る

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 最近は近場のサウナに行くことが多いですが、以前鶯谷の男性専用サウナ「サウナセンター」のレディスデーに参加したときのことを。たまに男性専用サウナがレディスデーを開催することがあるので、今まで上野の「北欧」池袋の「かるまる」錦糸町の「ニューウィング」と制覇し今回で4店目。ドラマ「サ道」にも出てきたし、夫もお気に入りの施設だったので楽しみにしていました。

 鶯谷駅前の、ホテルや居酒屋がひしめき合っている独特の雰囲気が好きです。見えにくいけど奥のシスターっていう店が気になります。

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駅から徒歩数分、入口のガンダムとザクが目印。以前は「サウナセンター大泉」という名前で昭和54年に建てられ、東京で現存する最も古いサウナだそう。(私とほぼ同い年)

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確かに設備は年季が入っているのだけれど、手入れや清掃が行き届いていて気持ちよく過ごせました。(見出し画像の案内表示も昭和な色使いで好き。)エンヤの曲が流れる中、女性プロ熱波師五塔熱子さんによるアウフグースも受けられてよかったです。

 しっかり熱いサウナから水風呂を経て、そばのベンチですだれの隙間からアパートのベランダで布団を干すじいさんを眺めていたらうっかり整いそうに。扇風機がついたペンギンルームも体験してみましたが、冷えすぎて頭がぐるぐるしてきたのでほどほどに。噂に違わず、しみじみとよい施設でした。たぶん今日はじめて会ったであろう、余所余所しい男女がホテル街に消えていく後ろ姿を眺めつつ帰路へ。

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 老舗の次は去年できたばかりの上野「SHIZUKU」のことを。京成上野駅のすぐ近く、もちろんサウナもあってキレイなので東京へアイドル遠征する人とかにも良さそう。浴場とサウナは決して広くはないですが、誰もおらず貸切状態だったので存分に楽しめました。(サウナ内にテレビがないのもいい。)

 古いところも新しいところもそれぞれ良さがあって甲乙つけがたし。先日バレンタインに放映されたドラマ「サ道」で出てきた、豊島園の「庭の湯」もそのうち行けたらいいなと思っています。また自由に旅ができるようになったら、東北のサウナ巡りも。