6月映画メモ
6月の映画の感想3本まとめて。緊急事態宣言が解除され、大手シネコンも営業を再開。ということで久しぶりに行ったTOHOシネマ新宿で「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」を鑑賞。
感想の前に、レディスデーだったにもかかわらずガラガラだったのにびっくり。(IMAXとか数パターン上映していたので分散したのか?)そしてスクリーン向かって中央の席だけ密集していて、一番後方の右端にいた私の周りには誰もおらず安心ではありました。私は常に壁側の席を選び、寝る時も壁際に寝返りうって背中で夫のいびきを聞いている生粋のすみっコぐらしですが、皆さんやはり中央がお好きなんですね。
さて、映画の方はというと「モンスターとの緊張感あふれるバトル」より「子どもたちの成長」に焦点が当てられていて、続編にありがちなマンネリをうまく回避し最後まで飽きさせず。ただ終わり方がまたまた続編あるのでは・・・?という雰囲気だったので、もう完全にこのシリーズをファミリービジネスにする予感がビシビシと。一応前作は観ておいたほうがいいのと、音が大事なのでぜひ音響の良い劇場で!
次はエマ・ストーン目当てで観た「クルエラ」です。ディズニーにしてはパンクでダークな世界観が新鮮だったのと、ヴィヴィアン・ウエストウッドを意識したという衣装の数々が素敵でした。特に好きだったのは、ゴミ収集車に乗っていた時のドレスとヤン・ファーブルの作品みたいな金のボタンのドレス。そしてここぞというときに出てくるマーク・ストロングは、まるで「キングスマン」でした。可愛いおドッグ様たちの名演技にも注目。
最後は写真家森山大道のドキュメンタリー「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」。ドキュメンタリーとしてはいたって普通でしたが、一冊の写真集ができる過程を紙の原料から追っていたのは興味深かったです。そんなに写真に詳しくない私でも、新宿の工事現場の壁などどんな場所にあろうと森山大道の作品だとわかる個性とインパクトは素晴らしいなと思います。
見出し画像は「HIGHTIDE」で買った「キネマの神様」とのコラボキーホルダーです。福岡の文具・雑貨メーカーなんですが、渋谷にも支店があるのです。ライトをつけると雰囲気がでていいですね。映画ファンとしては買わずにはいられませんでした。