「THE LATE SHOW」
毎年この時期はやや浮かれ気味なのですが、今年は心配ごとも絶えずなんとなくクリスマス気分も盛り上がらず。そんな時こそ可愛いものをとSOWAの展示会「THE LATE SHOW」へ。ドットのチュールスカートをお願いして、久しぶりにお話も出来て良い気分転換になりました。可愛いは私を、そして世界を救う。
見出し画像は展示会の前に寄った「あおやまヒュッテ」近くの巨人用トリニティ。ヒュッテではモールのサンタを買いました。ついでにSOWAの展示会タイトルつながりで、最近配信で観た映画の感想を簡単に。
「チャレンジャーズ」
「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督作品。ゼンデイヤ演じるテニスプレイヤーのタシをめぐる親友同士のパトリックとアートの三角関係の話と思いきや、そこは監督らしくそんな単純なものではありませんでした。テニスの試合の撮り方も独特で時にボール視点になったり、恋愛模様と試合がリンクしているようなスピード感で目が離せない面白さ。パトリックとアートの友情を超えた愛憎、魂がぶつかり合うような試合はテニスに興味がなくとも胸が熱くなるはず。衣装がロエベのJWアンダーソンなので、ゼンデイヤーのブルーのシャツワンピースや「I TOLD YA」のロゴTシャツなど全部欲しくなりました。監督の新作A24製作の「Queer」でも衣装を担当しているらしいのでそれも楽しみです。
「ルックバック」
藤子不二雄先生の「まんが道」が大好きなので、絶対泣くだろうなと思って家で観て正解、多分映画館だったら号泣していたかも。創作の喜びと苦悩、世界が広がっていく楽しさ、あの悲惨な事件がベースになっていることを知っているからこそ余計にそんなシーンが眩しく尊く感じられました。ラストはちょっと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を思い出したりも。そういえば作者の藤本タツキ先生は映画好きでもありましたね。
夫のめまいは治るのに少し時間がかかりそうだけれど、無理せず焦らず治して行って欲しいなと思います。おかゆ嬢は投薬が終わって前より元気になってきたようです。来週から冷え込むようなので皆様風邪などひかれませんように。