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出会っちまった、美しき学芸員さんに
学芸員…それは美術品を愛し、美術品に愛された人々のこと……
いいなぁ。私もトーハク(上野にある、あのでっかい東京国立博物館の愛称)で働きたいなぁ。
トーハクって、まず広い。そして日本の大切な文化財やら国宝やらがわんさかある。あと自然豊かで癒される。なごむ。季節の変化もたのしめる。訪れる人が知的。静かで落ち着く。いいよなぁ、トーハク。
最近、トーハクの学芸員さん(トーハクでは学芸員さんのことを研究員と呼ぶらしい)とお話しする機会がありました。それはそれは落ち着いた方で、まとう空気感が美しく、マイナスイオンを発しているタイプの方でした。
いや〜憧れますよね。本当にね、瞳が澄みきっていたんですよ。聖なる泉からお生まれになりました?みたいな。そんな方とお話しする距離にいただけでも、尊い時間でした……幸せ。余韻ひたひた。
それがきっかけで、トーハクについて調べ始めて。YouTubeのチャンネルを見つけました。いろーんな分野の研究員の皆様が、それぞれが担当する、愛するであろう美術品について解説していらっしゃいます。
なにこのチャンネル、天国なんだけど。
日本美術が好きな私にとりましてはですね!
かのトーハクの研究員さんたちが直々に作品解説なんて…!しかも講演会に行かずとも!自分の部屋で、スマホで見られるとはなにごと。
しばらく動画を漁りました。次にホームページに遊びにいきました。ホームページってのも楽しいものですよねぇ、だって興味のあるその組織の自己紹介みたいなものですよ。で、トーハクのHPにはアプリの紹介が載っていまして。言わずもがなインストールですよね、「トーハクなび」。「e国宝」。
説明しよう!「トーハクなび」とはトーハク公式のアプリであり、トーハクにどんな作品が収められているのか、どんなコースで鑑賞したら良いのかを教えてくれる、さらにはデジタルで浮世絵摺り体験までできてしまうアプリなのである!!そう、私のnoteのアイコンもそこで作った「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」ピンクバージョンなのだ!これが楽しくてですね、予想以上に楽しくて、オリジナル浮世絵。何枚も摺ってしまいました…。ぜひ皆様にもオススメします。
そして「e国宝」。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、これまた素晴らしいアプリ。国宝指定されている作品の詳細を、スマホ画面で拡大したりしながら鑑賞できます。お寺でも、美術館・博物館でもそんなに近くでは見られないよというほど間近、いやド近で見られます。はい、素晴らしいです。
と、こんな感じで日々トーハクへの憧れを抱いております。この場でトーハク愛を放出しておきます。お仲間見つかると嬉しいなぁ。学芸員さんに届いたらもっと嬉しいなぁ。ゆくゆくは学芸員さんになれたらいいなぁ。願望尽きせぬぞ、2025年1月!!
夢、憧れに向かって、今年も精進して参ります。