トーハクに行ったらアートの見方をちょっと知った話
朝イチです。朝イチでトーハクに行きました。今日はお休みの日ですが、平日なら1限に行く時間帯に起きました。普段は1限のために起きるのはちょっと大変なんですけど、今日は余裕です。トーハクなんで。
上野に着くまでるんるん。着いてみると人が沢山いてびっくり。特に上野駅からトーハクに行く途中にある国立西洋美術館の長蛇の列。開館前ですよ、モネ展にずらりと並んでおりました。
と言いつつトーハクの方も人がたくさん。だって今はHello Kitty展やってますからね。特別展をやっている平成館は建物の頭にキティーをのっけて。キティー好きそうな方々もたくさんいました。
そんな中、キティーを横目に東洋館へ。東洋館は日本美術ではなく、東洋美術品を展示しています。中国・朝鮮・インド・イスラム圏などの絵画や彫刻、工芸品があります。
私は人が少ない方が好みなので東洋館はちょうど良かったです。
むしろ監視員さんと2人っきりみたいになって気まずかった笑
作品を見る私自身が見られている状態ですね。
パノプティコンみたい(それは言いすぎか)
それはさておき、東洋館は異国情緒もありつつどこか落ち着く雰囲気でした。私は一階の仏像の部屋が一番好きでしたね。
そこには中国の昔の仏像があって、2階にはインドの像がある。少しずつ顔の造形が違うのを間近で見られて楽しかったです。
びっくりしたのはエジプトの部屋。まさかトーハクにミイラがあると思っておりませんでした。
しっかりびっくりしました、無言で。
心の中でワーォ…と。
写真で見たことはあっても、授業で習ったことはあっても。生で見るとまた違う感覚になります。文字で読むだけでは分からないものが、目で見れば分かります。まさに百聞は一見にしかずだ。
なんかこう、恐ろしくもあり不思議でもあり。怖いんだけど目が離せないみたいな。何がどうなっているのか詳しく知りたいっていう好奇心と、でもやっぱり怖いという恐怖心とが共存してました。おもしろい体験をしましたね。
博物館の魅力って、文字にしてしまうと薄っぺらく聞こえるんですが、やっぱり目で見ることができる点にあると思います。それも生で。
学芸員さんの解説ももちろんすごく勉強にはなるんですけど、それ以前に自分で見て感じたこと、考えたことってすごく純粋な価値観だと思うんです。
何のバイアスもなく作品を見られて、それまでの展示の流れから作品について推測してみたり、色や紋様の傾向を探ってみたり。
これこそが学びで教養なのかもしれないなと。展示から帰ってきて振り返って思いました。まぁ最初はその体力があっても、段々疲れてきちゃうんですけどね笑
なのでこれからも何度もトーハク行こうと思います。
今度は別の館で半日でも丸一日でも費やそうかな。
当日に限り再入場はできるみたいなので、1日上野で過ごす予定を立ててもいいですね!
とりあえず大学生の割引が効くうちは何度でも。まぁその後も行きまくっているとは思います!
それから最後にちょこっと本館をのぞき、ミュージアムショップでミニ色紙買いました。源氏物語絵巻のやつ。部屋に置くとかわいいんです!
何度もトーハク行って、部屋の中もアートにしちゃおうかな。ワクワクな想像が止まりません。
ということで今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました!