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トーハクに行ったらアートの見方をちょっと知った話


朝イチです。朝イチでトーハクに行きました。今日はお休みの日ですが、平日なら1限に行く時間帯に起きました。普段は1限のために起きるのはちょっと大変なんですけど、今日は余裕です。トーハクなんで。

上野に着くまでるんるん。着いてみると人が沢山いてびっくり。特に上野駅からトーハクに行く途中にある国立西洋美術館の長蛇の列。開館前ですよ、モネ展にずらりと並んでおりました。

と言いつつトーハクの方も人がたくさん。だって今はHello Kitty展やってますからね。特別展をやっている平成館は建物の頭にキティーをのっけて。キティー好きそうな方々もたくさんいました。

そんな中、キティーを横目に東洋館へ。東洋館は日本美術ではなく、東洋美術品を展示しています。中国・朝鮮・インド・イスラム圏などの絵画や彫刻、工芸品があります。

私は人が少ない方が好みなので東洋館はちょうど良かったです。
むしろ監視員さんと2人っきりみたいになって気まずかった笑 
作品を見る私自身が見られている状態ですね。
パノプティコンみたい(それは言いすぎか)

画像はWikipedia より
パノプティコンは囚人監視施設のこと。囚人は窓際の部屋に入れられ、中央の塔から常に監視員が見ている。

それはさておき、東洋館は異国情緒もありつつどこか落ち着く雰囲気でした。私は一階の仏像の部屋が一番好きでしたね。

そこには中国の昔の仏像があって、2階にはインドの像がある。少しずつ顔の造形が違うのを間近で見られて楽しかったです。

びっくりしたのはエジプトの部屋。まさかトーハクにミイラがあると思っておりませんでした。
しっかりびっくりしました、無言で。
心の中でワーォ…と。

写真で見たことはあっても、授業で習ったことはあっても。生で見るとまた違う感覚になります。文字で読むだけでは分からないものが、目で見れば分かります。まさに百聞は一見にしかずだ。

なんかこう、恐ろしくもあり不思議でもあり。怖いんだけど目が離せないみたいな。何がどうなっているのか詳しく知りたいっていう好奇心と、でもやっぱり怖いという恐怖心とが共存してました。おもしろい体験をしましたね。

博物館の魅力って、文字にしてしまうと薄っぺらく聞こえるんですが、やっぱり目で見ることができる点にあると思います。それもで。

学芸員さんの解説ももちろんすごく勉強にはなるんですけど、それ以前に自分で見て感じたこと、考えたことってすごく純粋な価値観だと思うんです。

何のバイアスもなく作品を見られて、それまでの展示の流れから作品について推測してみたり、色や紋様の傾向を探ってみたり

これこそが学びで教養なのかもしれないなと。展示から帰ってきて振り返って思いました。まぁ最初はその体力があっても、段々疲れてきちゃうんですけどね笑

なのでこれからも何度もトーハク行こうと思います。
今度は別の館で半日でも丸一日でも費やそうかな。
当日に限り再入場はできるみたいなので、1日上野で過ごす予定を立ててもいいですね!

とりあえず大学生の割引が効くうちは何度でも。まぁその後も行きまくっているとは思います!

それから最後にちょこっと本館をのぞき、ミュージアムショップでミニ色紙買いました。源氏物語絵巻のやつ。部屋に置くとかわいいんです!

源氏物語絵巻のミニ色紙
台座に絵が反射しているのが、湖に映る月のようで綺麗

何度もトーハク行って、部屋の中もアートにしちゃおうかな。ワクワクな想像が止まりません。

ということで今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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