BOOK☆WALKERを活用して金欠でも本を読む
病気によりひきこもらざるを得ない私ですが、それでも「文化的な生活を送りたい」とする欲求は人間として当然あって、私は今、猛烈に本が読みたいです。しかしここで問題になるのが金銭的な事情でした。私は仕事らしい仕事をしていないため、読みたい本をもれなく購入するだけのお金は到底持っていないのです。
というわけでこの記事では、電子書籍配信サービス「BOOK☆WALKER」を活用して、金欠でも少しでも多くの本を買って読む方法をまとめたいと思います。
よくある金欠向け読書術には無理がある
(すでに理解している方はこの章は読み飛ばして構いません。)
「限られたお金をやりくりしてたくさん本を読む方法」は、どうやらすでに研究し尽くされた分野なようで、Webを検索してみるといろいろ出てきます。しかしよく見るとどれも多少無理のある論理をしていることがわかります。
例えば、古本屋で古本を買うという方法。安く買えるのはとても魅力的で、買う前に古本の状態を確認できるのは安心です。しかしその性質上、欲しい本が売られているかはわかりません。複数の店舗をはしごすることができたらまた違ってくるかもしれませんが、欲しい本を確実に手に入れる方法としては優れてはいないでしょう。掘り出し物はあるかもしれませんが、掘り出さなければなりません。また、病気でひきこもっている私のような人には無理な方法です。
メルカリなどのフリマサイトで古本を買うという方法もあります。オンラインで取引できるためひきこもりにも優しいですし、そもそも検索しやすいため狙った本を見つけやすく、「掘り出し」作業が基本的になく、手軽です。しかしやはり欲しい本があるかはわかりませんし、手元にない状態のわからない古本を買うことにはリスクも伴います。こんなことを言い出してはフリマサイト自体の存在意義を否定してしまうことになるのですが……。悪くはない方法でしょうけれど、ベストかどうかはまだ疑問です。
読んだあと売るという方法もあります。なんらかの方法で本を手に入れるときに一度お金は出ていくことになりますが、それが売却によってある程度回収される形です。いかに安く買うか、そしていかに高く売るかによってその損得は変動しますが、一応お得ではあるでしょう。読んだあとに手元に残すかどうか考えることもできます。しかし得をするには売る必要があり、つまり基本的に手元に残すことはできません。本という媒体の大きな魅力である「読み返す」ことができないというデメリットを許容できるかが、判断基準となるでしょう。
図書館は無料で多種多様な本を読める最高の場所です。地域の図書館はもちろん、大学の図書館も一般人に開放されている場合があります。狙った本がある可能性は、ここまで挙げてきたどの方法より低そうですが。またこれは本質的には「借りて読む」となるため、返す必要があり不便な場面もあるでしょう。とはいえ無料というのは大きな魅力です。……ひきこもりなので縁のない場所ですが。電子図書館であれば私のような人にも利用可能です。無料というメリットはそのままで、取り扱いがない可能性があったり、返す必要があるというデメリットもそのままです。
本の読み放題サービスを利用することも一つの選択肢です。例えばAmazonはKindle Unlimitedとして読み放題サービスを提供していて、500万冊以上が読み放題です。読み放題サービスは基本的にサブスクであるため、読めば読むほどお得となります。しかし残念ながら少なくともAmazonによるKindle関連事業は、あくまで電子書籍の「販売」がメインなようで、Unlimitedで読めるのはKindleで取り扱う本の中の一部のみ。また期間限定で無料になっているだけのものもあります。そのうえで、Unlimitedを利用しているときには、「この本もおすすめだよ!(ただしUnlimitedでは読めないからお金を払ってね!)」というようなUIをまざまざと見せつけられます。あまりよい体験ではありません。
(とはいえ、読み放題サービスの使い勝手は、実際に使ってみないとわからないものです。無料体験が用意されていることもあるため、まずは試してみるのがよいでしょう。読みたい本が読み放題サービスにあったら御の字です。)
真打ち登場、BOOK☆WALKER
BOOK☆WALKERという電子書籍配信サービスがあります。いろいろ語る前に、まずはそのメリットを箇条書きでまとめましょう。
電子書籍なのでオンライン前提。ひきこもりにも優しい
古本特有の問題は当然ない(電子書籍特有の問題はある)
価格は紙の書籍より安いことがあり、コイン還元などもおいしい
決済手段が豊富で、ポイ活との相性がすこぶるよい
オンライン前提である点は言わずもがな。買ったらすぐ読めますし、家から出る必要もありません。古本につきまとう不安はなく、取り扱いも豊富な方でしょう。読んだあとに売るかどうか悩む必要もありません。そもそも売れないのですから。
「しかしそれなら別にBOOK☆WALKERではなくてもいいのでは?」
という声が聞こえそうなので、早速、BOOK☆WALKERがいかに優れているか語っていきましょう。
太っ腹なセールとコイン還元
BOOK☆WALKERの魅力と言ったらやはり太っ腹なキャンペーンでしょう。会員登録後、最初の購入では50%のコイン還元が行われます。
コインとは、1コイン1円として使えるBOOK☆WALKERにおけるポイントのようなもの。つまりこのキャンペーンでは、1万円分の本を買ったとき、追加でおよそ5000円分の本が買えるようになるということ。大きな魅力です。
また、しばらく前の2024年12月には14周年祭として、追加で50%のコイン還元が行われていました。
追加の還元です。会員登録時のキャンペーンとの併用も可能で、実際私は100%の還元を受けました。
(この還元率は税抜価格を基準にしているため消費税分は払う必要があり、たとえ100%還元だからといって、1万円のお買い物でちょうど1万コインがもらえるわけではありません。しかしそれでも太っ腹です。)
14周年祭では他にも、日替わりで特定の本が90%オフになったり、書店員おすすめの本が94%オフ(ただし割引上限額は1880円)になったりしていました。
新規会員登録キャンペーンや周年キャンペーンは特殊な例でしょうけれど、これ以外にもBOOK☆WALKERでは常に様々なキャンペーンが行われています。うまく乗っかることができたら、とてもお得です。
また、ランク制度があり、通常ユーザーでも1%のコイン還元を受けられますし、前月の購入額に応じて還元割合は増えていきます。さらに、コインを使った購入に対してもコイン還元は通常通り行われます。
豊富な決済手段
本題はこちら。
電子書籍を取り扱うサービスは数あれど、BOOK☆WALKERほど決済手段が豊富なところはなかなかないでしょう。具体的な一覧については公式ヘルプを参照していただくとして、ここにその特徴を軽くまとめると……。
クレジットカード(VISA、Master、JCBなど)
スマホ決済(楽天ペイ、PayPay、メルペイなど)
キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなど)
その他(PayPal、モバイルSuica、ペイディなど)
特筆すべきその他(図書カード、Amazon Pay、ニコニコポイント)
決済の際にそれらを併用することこそできませんが、お金の動かし方に様々なルートがあるのは便利です。特に面白いのが、図書カードやAmazon Payが使えるというところ。キャンペーンなどで手に入れる機会がある図書カードやAmazonギフト券は、BOOK☆WALKERでの電子書籍購入に充てられます。
また、AndroidアプリからはGoogle Play決済を経由して、100円単位でコインを買うことができます。これはソシャゲへの課金などであるようなものと同じで、Google Play側でのポイント還元・クーポンを受けられます。
より具体的でニッチな話
コインとは、買い物をしたときに還元されるものであると同時に、プリペイドとして事前に購入しておくことのできるものでもあります。還元として手に入れたコインには有効期限がありますが、プリペイドとしてのコインにはありません。コインの有効期限を延長する方法はありませんが、有効期限の近いものから自動的に使われるようになっています。
前述の通り、決済では複数の決済手段を柔軟に組み合わせることはできません。例えば、Amazon Payを使いつつ不足分をクレジットカードで払うことはできません。しかしAmazon Pay側にクレジットカードを登録しておけば、Amazon Payを経由する形でクレジットカードで支払うことはできます。また、コインは特殊で、他の決済手段と組み合わせることができます。
BOOK☆WALKERでの決済は基本的にWebから行うことになるでしょう。Android端末では、コインのプリペイドとしての購入と、全額をコインで支払うような決済しか行えません。iOSアプリはiOSの端末は持っていないためわかりませんが、公式ヘルプを見る限り、あまり融通は効かない雰囲気です。
前述の決済手段は「決済の手段」であって、コインをプリペイドとして購入するときの手段ではありません。Webからのコインの購入では、クレジットカード・PayPal・コンビニ決済・図書カードが利用可能です。逆に言うと、スマホ決済やキャリア決済は利用できませんし、Amazon Payの残高をコインに換えるようなこともできません。
これらのことから、私は「Amazon Payをメインの決済手段としつつ、コインを活用する」ことを一つの方法として示します。
図書カードを持っている場合、またはGoogle Playに残高がある場合、あらかじめコインに換えておくことで決済の際に他の決済手段と併用できます。
Amazonギフト券を持っている場合、それをAmazonのアカウントに登録することでAmazon Payの残高とし、決済の際に使うことができます。
様々な決済手段を柔軟に組み合わせたい場合、おそらくあらかじめAmazonギフト券を購入してAmazon Payの残高として貯めておく必要があるでしょう。Amazonギフト券のお得な購入方法についてはWeb上にすでに様々な情報があります。
Android端末でのコイン購入ではGoogle Playのポイント還元などを受けられるため便利かもしれません。
また、BOOK☆WALKERでの買い物は一回にまとめなければならないということはありません。複数冊の本を書いたいとき、決済を複数回にわけてもなんら問題はありません。また、例えば「楽天ポイントが660円分だけ中途半端に残ってしまっているから、40円分のコインを使いつつ700円の本を買おう」のようにすることもできます。柔軟性が非常に高いのです。
ポイ活について
さて、私は金欠です。しかしひきこもりとして、こんな記事を長々と書ける程度には時間を余らせています。そこで、私はポイ活というものをしています。ポイ活とは、様々な場所で受けられるポイント還元キャンペーンなどを回収していくことで、地道に塵を積もらせていくものです。
ポイントサイト
例えば、世の中にはポイントサイトというものがあります。ポイントサイトには広告が掲載されており、その広告を介して私たち消費者が買い物をしたりサービスへ入会したりすると、広告主(広告を出稿した人)はポイントサイト(広告を掲載した人)へお金を支払い、その一部が私たち閲覧者(広告を利用した人)へポイントという形で還元されます。そうして手に入れたポイントを現金や電子マネーや各種ギフト券へ交換することで、私たちは利益を得られます。
BOOK☆WALKERはmoppyなどのポイントサイトに広告を出しています。moppyを経由してBOOK☆WALKERで買い物をすると、購入金額の数%がmoppyコインとして還元されるようです。(具体的な割合は若干変動するようです。)
基本的にポイ活とは節約術の一つであって、ゼロの状態から何かを得るものではありません。「100円の出費を90円の出費にする」というようなものであって、「何もないところから10円を得る」ものではありません。そもそも還元とは企業が我々の消費を喚起するためにインセンティブとして設けているものです。しかしもともと買う予定のものがあって、それがポイントサイトを経由することで高還元に買えるわけですから、利用しない手はないでしょう。
また、例外的に「何もないところから10円を得る」というような、出費なくポイントを受け取ることができるポイ活があります。現在私がやっているのは、GoogleアンケートモニターとMicrosoft Rewardsです。
Googleアンケートモニター
Googleアンケートモニターは、Googleによって提供される「アンケート」に答えることで、Google Playの残高を得るものです。
ひとつのアンケートに答えて得られるのは10円程度。その残高は1年で有効期限が切れて失効します。アンケートはそこまで頻繁に来るものではありませんが、単価がよいため、1年のうちに100円を貯めることくらいはまず間違いなくできるでしょう。100円貯まれば、BOOK☆WALKERアプリから100円分のコインに換えることができます。コインには有効期限はないため、無駄なくプールしておけます。塵も積もれば、結構馬鹿にできない額になります。
Microsoft Rewards
Microsoft Rewardsは、Microsoftの提供するBingという検索エンジンを使えば使うほどポイントが貯まり、そのポイントを消費してAmazonギフト券などと交換できるものです。昔はBing Rewardsと呼ばれていました。
日常的にBingを使う必要があり面倒ではありますが、頑張れば1ヶ月少しでAmazonギフト券600円分のポイントが貯められるため、試す価値はあるでしょう。事実、私はここ2年ほどで計9000円分のAmazonギフト券を手に入れました。途中さぼっていた期間があることも考えると驚異的です。時給換算したら虚しいでしょうけれど、病気で働けない私にこの額はとても大きいです。
余談:ニコニコポイントについて
あとこれは完全に余談ですが、BOOK☆WALKERではニコニコポイントを支払いに使うことができるため、ニコニコで動画投稿者をしている人などにはありがたいかもしれません。ニコニコでの収益はニコニコポイントとして受け取るときに、ボーナスとして30%の増額が行われます。Amazonギフト券として受け取るときには2%ボーナス、銀行口座で受け取るときにはむしろ手数料として220円引かれることを考えると、これはとてもお得です。(ニコニコポイントでの支払いでは、ニコニコとのアカウント連携は必要ありません。)
余談:プレゼントキャンペーンについて
そしてこれも余談ですが、図書カードやAmazonギフト券がもらえるかもしれないキャンペーンは、案外いろいろなところで開催されているため、これを狙うというのも一つの手ではあると思います。例えば、Twitterで開催されるなんらかの公式のアカウントによるプレゼントキャンペーンや、小説投稿サイトで開催されるなんらかのイベント(読書イベントや執筆コンテストの景品)などです。しかし当然安定した収入源ではなく、運や実力が必要になります。景品だけを目的にするのはモチベーション維持が大変でしょう。
BOOK☆WALKERのデメリット
電子書籍なので、紙の本のようには読めないことがあります。例えばライトノベルを読むときなどには、本の最初の方にあるキャラクター挿絵を適宜確認しながら読み進める、という読み方をしたくなりますが、BOOK☆WALKERのビューワーではそれは難しいです。そもそもページ送りのパフォーマンスが悪く、ぱらぱらと捲るように読むことすらできません。読書感想文を書いているときなど、「あのフレーズってどこに書いてあったっけ?」と探し物をしているときに問題になります……。
またBOOK☆WALKERは、ことあるごとにログインを求めてきます。本を読みたいとき、所有するコインを確認したいとき、決済を行いたいとき……。すでにログインされた状態でも正規のユーザーか再度確認したいのか、パスワード入力を求めてきます。パスワードマネージャーを使っても面倒で、バグを疑いたくなる挙動です。
また、電子書籍は売ることも譲渡することもできません。安く手に入る古本は経済的な事情により新本に手が届かない人への救済措置として働いているところがあると私は考えていますが、この考えと電子書籍は相性がすこぶる悪いです。紙の書籍であれば物理的な形で市場で循環させることが可能で、後世にも残せます。けれど電子書籍ではできません。そもそも売ることも譲渡することもできない以上、これは所有ではなく閲覧権の購入です。ないとは思いますが、BOOK☆WALKERのサービス提供が終了したとき、私達にできることはありません。(しかしこれは同時にメリットでもあります。詳しくは後述。)
電子書籍は登場からすでに長い期間が経過しており、事実、BOOK☆WALKERはサービス開始から14年が経過していますが、紙の書籍であった「持続可能な循環システム」は電子的には実現していません。憂慮すべき事態で、意思表明も兼ねてあえて紙で買うような逆張りもしたくなります。しかし背に腹は代えられません。私自身が経済的に困窮している以上、どうすることもできません。
私が電子書籍を選んだのは、経済的に困窮しつつ、同時に家から出られないといった物理的な制限があったこと、けれど電子的・情報的なアクセスであれば問題ないこと、BOOK☆WALKERの豊富な決済手段がポイ活との相性がよかったことなどが理由です。全員にこれがあてはまるとは考えません。あなたにこの記事の内容が向いているかはわかりません。けれど、未来の私自信を含む誰かの役には立てる情報かもしれないため、こうして書き残しました。
余談:再販売価格維持制度について
そもそも紙の書籍を書店で買う際には基本的に得することはできません。これは、小売業者(書店)が出版社から本を仕入れて消費者へ売る際には、定価で販売しなければならないと義務付ける制度、再販売価格維持制度があるためです。この制度は独占禁止法の例外規定として認められた特例であり、このことからわかる通り、これは「完全に公正で自由な取引」ではないけれど必要とされている制度だとされています。ではなぜ必要とされているのか。それは国民の知る権利の保護と関係していると説明されます。
再販制度により、書籍の定価販売が維持されると、出版社は価格競争による収益悪化を避けることができます。利益率の低いニッチな、けれど価値ある書籍であっても、その利益率を気にせず出版できるため、市場の多様性も保たれるでしょう。「売れ筋の本しか店頭に並ばない」ということも防ぐことができるとされています。また、得することがないということは、損することもないということです。都市と地方で価格が均一であるため、「都市の大きな書店では安く買える」とか「地方の小さな書店では高くつく」とかいうことはありません。
しかしこれには当然デメリットもあります。消費者は割引価格で書籍を購入できる機会を失います。これは特に若年層や低所得者層にとって金銭的なハードルとなり、読書離れに繋がります。現代において消費者は、Webや動画配信サービスなど、出版物以外の様々なものから情報を得ることができるようになっています。これらと比較したとき、書籍は知る権利を満たす情報ソースとしては割高です。
ただし、この再販制度は電子書籍や二次流通市場には適用されません。電子書籍はデジタルコンテンツであり、しかも販売するのはその閲覧権だけ。物理的な出版物は介在しません。また、物理的な出版物が流通するにしても、二次的な市場にある古本は適用外です。メルカリなどのフリマアプリが「安く本を買う方法」として台頭しているのはこれによるものです。
以下、個人的な素人考えとして。
激しい価格競争は価格の低下とともに質の低下をもたらす可能性はあるでしょう。けれど書籍以外の商品の自由市場に目を向けてみると、そこでも一定の質は保たれています。再販制度を廃し市場原理に任せた価格競争を書籍にも導入すれば、市場規模は拡大され、読書離れが防がれ、持続可能な出版業界の発展にも消費者のためにもなってくれるのではないかと考えてしまいます。
そもそも現時点でも、なぜだか書店は売れ筋の書籍しか取り扱っていません。再販制度を廃止したら多様性が失われるというのは、原理的には理解できますが、どうにも現実的ではない主張に見えてしまいます。
また、この再販制度を実質的に裏から支えている委託制度は非経済的だという指摘があります。書店は出版社から本を仕入れますが、売れ残ったものについては出版社へ返品できるとなっています。出版社によって定価が高く設定された本は、売れなくとも書店の損にはならないのです。これは適切なマーケティングを欠いた販売と実態を伴わない発行数の増加を招き、高い返品率と廃棄を引き起こしているとされています。
もっというと、現代においては個人による電子出版が行われていて、例えば同人創作マーケットであるBOOTHでは様々な技術同人誌が数百〜数千円で販売されています。利益率の低い書籍であっても、今まさに電子書籍市場からは淘汰されることがなく、文化は受け継がれているのです。紙の書籍の販売・流通だけが特別な状況に置かれているのは不思議です。
まとめ
「BOOK☆WALKERを活用して金欠でも本を読む」というタイトルでありながら、あまり価値ある情報を提供できず申し訳ありません。BOOK☆WALKERの決済手段の豊富さはポイ活などとの相性がいいよ、ということを伝えたかっただけなのですが、無駄に長い、9000文字以上の記事になってしまいました。
しかし……
Google Playの残高が使えて、
なおかつAmazonギフト券や図書カードが活かせて、
素の割引・還元が豊富なうえに
ポイントサイト経由もできる
というような書籍販売サイトとなると、BOOK☆WALKER以外にはないような気がします。他にもあるようなら知りたいです。また、こんな私にもできる紙の書籍を手に入れる方法も、あるようならぜひ知りたいです。
この記事があなたの文化的な生活の一助になれば幸いです。