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【タイムマネジメント】まとまった一人の時間をつくる

今週は前半が忙しく、後半はゆとりがあった。
仕事柄、会議や打ち合わせが勤務時間の7割以上を占める。
その他にも問い合わせや相談など、人とのやり取りが多い。

木曜日と金曜日は打ち合わせがまったくなく、スポッと空白の時間ができた。

こういうときは無理に予定を詰め込まないようにしている。

今週の前半に大きな山場を越えられたので、少し一休みすることにした。
これまでかなりのスピードで走ってきたため、小さな「やらなくてはならないこと」を放置していた。

会議や打ち合わせで決まったものの着手できていなかったこと、先送りにしていた課題をこなした。メイン業務である業績管理も最低限しかできていなかったので、じっくり時間をかけて分析してみた。そしてこれからの3カ月の業務を改めて俯瞰してみた。

時間に追われることなく、一人でこれらの作業に取り組めた。
これによって業務が整理できた。

少し前の日経新聞に「組織の命運握るトップの働き方」というタイトルで記事があった。

働き方に改善の余地があるのは企業のトップも同じだろう。会議、面会、ブリーフィング、会食。隙間時間にも用件が容赦なく入る。……世界の大企業の最高経営責任者(CEO)は、平日は平均9.7時間働く。その28%は誰にも邪魔されずに一人で過ごす時間である。

トップでなくとも、程度の差こそあれ似たような状況だ。
常にバタバタと忙しく、あっという間に時間が過ぎていく。
じっくり考えるべきことにも十分な時間を割けない。

成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。

有名なドラッカーの言葉だ。

ではどうするか?

思い切って休む。
そして有給を取って自宅で仕事をする。

これが私の出した答えだ。

「わざわざ有給を取って家で仕事?もったいない」と思う人もいるだろうが、どうせ全部消化しきれない有給なのだ。贅沢に使おう。

自宅なら自由がある。

仕事でもあり、私的な勉強でもあるようなことがある。
そういった活動にも取り組める。

私にとって、今はそれが「もしドラ」だ。
先週書いたように、「完コピ読書術」を読んで、そこで紹介されていた「もしドラ」を読んでみたところ、とても面白かった!
そこで、完コピ読書術で紹介された方法を「もしドラ」で実践してみることにした。

これは仕事にも深く関わるが、同時に自己啓発的な側面もある。
会社でやるには気が引ける。
気が引けるうえ、デスクでは集中できない。

また、仕事中に関連書籍を読みたくなることもある。
自宅なら気兼ねなく自由にできる。
本を読むのに寝転んでもいい。
会社ではそうはいかない。

でも、このような仕事の仕方も必要だと考えている。
自由に気の向くままに仕事をし、読書をし、文章を書く。
こうした仕事と学びのため、毎月1日は有給を取っている。
もう少し増やしてもいいかもしれない。

長期的に見れば、このような日を設けることが生産性を高めているはずだ。

時間は増やすことも、貯めることもできない。
ただひたすら流れていく。
それは貴重な資源だ。

働き方は時間の使い方と密接に関わっている。
仕事の成果もそれに大きく左右される。
だからこそ、周囲の目は気になるものの、自分のやり方を貫くべきだ。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさんの参考になれば幸いです。

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