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自分の意外な強み
この年末年始に日記を読み返していたら、「ある意外なこと」に気づいた。
仕事でイヤなことがあったその翌日にかねてから予定していたラーメン二郎に行っているのだ。
「あれ?落ち込んでいないの?」
「ラーメン二郎に行ったの?」
自分で自分の行動にツッコミを入れた。
仕事でイヤなことがあった。
簡単に書いているが、けっこう自分にとってはショックだった。
けっこうその後も引きずった。
にも関わらずである。
ラーメン二郎には行くのである。
で、けっこう堪能しているのだ。
おいおい。
仕事でイヤなことがあっても、それはそれ。
プライベートは別。
仕事での負の体験がプライベートには侵食していかない。
でも、仕事ではしばらく引きずっている。
なんなのだ。
同一人物か?
完全にパラレルな生活を送っているのだ。
「仕事でイヤなことがあったから、ラーメン二郎に行くのはやめて、今日はふて寝していよう」とはならないのだ。
実はこうした現象はこれにとどまらず、一年間で何回かあった。
これってけっこう自分にとって武器になるかなと思った。
人生は短い。
時間を無駄にするのはもったいない。
時間は命だ。
この世で体験できるものはできるだけ味わいたい。
仕事でイヤなことに会う。
それ自体はイヤなことだけど、こういうのってたいてい後で思い返すと成長の機会になっていたりする。だから、イヤだけどそれなりに必要なことなのだ。
でもラーメン二郎も大切な思い出なのだ。
日記を見ると、仕事でイヤなことがあった日はドス黒い感情で埋め尽くされている。で、翌日のラーメン二郎に行った日は、お店の雰囲気や味がどうだと嬉々として体験を書いている……。
それはそれ。
これはこれ。
と自然とできるのが自分の強み。
意外な強みを発見した。