#23 副作用
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なかなか寝れず朝6時くらいに少しだけ寝る。
起きた時に貧血のような感じになり、
採血したあとは顔が白い。
血の気が引いているのは確実で
なんとも例えようのない気持ち悪さ。
でも例えてみよう。
わかりづらい?
船酔いとも違う、二日酔いも全然違う。
んー。難しい、だるい。
例えるのやめよ。
点滴スタート。今日は6時間半点滴。
水を飲んで横になると少し落ち着いた。
朝ごはん食べてまたしばらくすると吐き気、
ずっしりと倦怠感。
これか!
副作用というやつか?
くそぉ!予想はしていたがこんな感じか!
もし予想していなかったらもう少しきつかったかな?
ある程度の心の準備があったから少し大丈夫だな。
また横になる。寝る。
起きて吐き気留め飲んで昼ご飯。
少し吐き気が残る。あまり食欲がない。
7割食べる。
お風呂(シャワー)入って放射線で治療。
部屋に帰ってそんなに溜まっていないが気分転換に
テレビカードが使えるコインランドリーへ。
10階のコインランドリーはとても眺望のいい所だった。
違う景色を見るのもいい。
気分が少しだけ晴れる。
少ない洗濯物は1時間程度で乾燥まで終わる。
晩御飯の後にまたしつこい吐き気が来る。
吐き気止めの薬を頼むか迷うが今日はやめといた。
映画を見る。気持ち的に少し楽になる。
吐き気、倦怠感VS気分転換な1日だったなぁ
自然と眠くなってきた。明日は吐き気ありませんように
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実は…
これ、携帯で書いていた日記、メモを
そのまま添付してみました。
いつもは日記、メモ、控え書き、記憶などを
元に色々試行錯誤してnoteを書いておりますが
今回は特別編。そのままです。
何故かといいますと、
決してサボりたいわけではなく(−_−;)
当時の抗がん剤の副作用で感じた事を
1番【生】に近い状態の文章をお見せしたくて、
この形で載せました。
文章と言うか箇条書きですね…
読み返してみると、
この時は『こんなものかぁ』『イケるな』と
治療も始まったばかりなので気持ち的に余裕があります。
例えたり出来るのもこの頃だけでしたね。
『ツラさ』『闘病』
も無理矢理書いてる感じ、探しにいってる感じ。
日記の文字数がそれを物語っています。
まだまだあまちゃんでした。
本当にキツくなるのはもう少し先です。
引き続きご愛読、どうぞよろしくお願いします。
つづく