高梁市長選挙2024を、チラ見する
9月29日に投開票される高梁市長選挙について、選挙ポスターと選挙公報、WEBで調べられる情報だけで、一市民（高梁市民ではない）がどんなことを感じ、どんなことを考えたかを書いてみたいと思います。
どちらかをすごく応援したり、すごくけなしたりしようとするものではありません。
現市長のこれまで
現在の市長は、近藤隆則さん。65歳。
以前は、高梁市役所に勤め、
総務部総務課財政係長、産業経済部商工観光課長を務めたことがある。
2008（平成20）年に初当選で市長になる。
ここから4期（16年）務め、今回の選挙に5期目を目指し出馬。
ちなみに、
〜2008（平成20）年は、当時現職の秋岡毅さんと一騎討ち〜
結果：14,226票：10,250票で勝利する。
投票率はなんと！82％
〜2012（平成24）年は、当時71歳の新人・竹井宏さんと一騎討ち〜
相手の竹井さんは教育情報顧問業だそうだけど、なんの仕事してたのかな？結果：14,255票：7,098票で勝利する。
投票率は76％。やっぱり高い！
〜2016（平成28）年は、当時79歳の三谷実さんと一騎討ち〜
相手の三谷さんは2002（平成14）年に高梁市議会議員に初当選。
2004（平成16）年、2008（平成20）年と当選。
2012（平成24）年の選挙で次点だった後、市長選に出馬した。
結果：11,680票：5,979票で勝利する。
投票率は65％。どんどん低くはなっていくが、それでも今より高い。
〜2020年は、無投票（相手が誰もいなかった）で当選〜
〜2024年が今回〜
現職の近藤たかのりさん
現職はこれまでやってきた実績を評価されるとき。
そして、その経過や反省から、次の4年間で何をするか！？を聞きたい。
近藤さんのスローガン（キャッチフレーズ）の変化を見てみたい。
２期目「安心して暮らせる環境づくり」
３期目「ずっと住み続けたいまち」
４期目「住みたい心豊かなまち」
今回「みんなが誇れるまち」
よくなってる印象はあるね。
選挙公報の限界はあるが、何をどうするかの具体的なことは伝わりづらい。
初日の演説では、「子育て環境整備に努め、若い世代の転出に歯止めをかける」（山陽新聞から引用）と訴えた。
フェイスブック 近藤隆則さん
選挙前でなくても月 に2回から3回の投稿はしている。
ただ当たり前だが、これではよくわからん。
５期目の近藤さんに何をしてもらうのか？
ここまで積み上げてきたものは、高梁の未来と方向性は合っているの？
わからなかった。
新人の石田よしおさん
これまで
〜2012（平成24）年 高梁市議会議員に初当選（約1,282 票・5番目）〜
〜2016（平成28）年 高梁市議会議員 2期目（1,312票・3番目）〜
〜2020年 高梁市議会議員 3期目（無投票）〜
3期（12年）市議会議員を務めた。議長経験もあり。
フェイスブック 石田よしおさん
自分の投稿数は少なめ。
議会記録
（高梁市はYouTubeにあげていて素晴らしい！）
2022年9月の質問
・観光施策について
・市職員の人材確保、人材育成の取組について
2022年の6月からしかYouTubeに掲載されておらず、この1本だけしか見つからなかった。
石田さんの議会での発言
を抜き出してみた。
最近は議長なので、質問はないので、
材料が少ないがの残念。
初日の演説では「市民目線に立って市政を見直し、高梁に新しい風を起こす」（山陽新聞より引用）
議長までやっている人。質問も割と偏っておらず、また予算のことも触れているところを見ると市長（執行役）に向いているかもしれませんが、
現市長の何がダメなのか？何を変えたいのか？
市民目線（市民の意見）はどんなことを把握していて実現したいのか？
がわかるとよかったな〜。
前回は無投票、無風だったことを鑑みれば、
今回はしっかり考えられる機会。
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