岡山県知事選挙2020 考えてみた3
大きな争点は2つ
枠組みが大きすぎて、争点にならないような気もしますが。
1 新型コロナウイルス感染症への対策
伊原木さん
・新型コロナウイルス外来の設置
・PCR等の検査体制の強化
・入院病床・宿泊療養施設の確保など医療提供体制の拡充
・雇用を守り、事業を継続するための事業者支援
・落ち込んだ観光需要等の回復
森脇さん
・「いつでも・誰でも・何度でも」PCR検査の抜本的拡充を
・保健所の機能と体制の拡充
・医療機関への財政支援含む直接支援
・小規模事業者等への直接的支援
・少人数学級(20人程度)の実施
・消費税減税を国に働きかける
面白いのは、森脇さんの2つの提案
・少人数学級(20人程度)の実施
・消費税減税を国に働きかける
できるできないの議論はさておき、思い切った提案だと思いました。
2 平成30年7月豪雨災害について
伊原木さん
・被災された方々の見守り・相談対応への支援
・被災した河川や道路などの原形復旧
・再度災害防止・軽減に向けた堤防嵩上げなどの河川改良復旧
・県内全域での河道掘削、樹木伐採による河川の流下能力の維持・向上
・各市町村の地区防災計画、避難支援個別計画などの作成支援
森脇さん
「豪雨災害の被災者支援に全力」
・2千人もの方々が仮設住宅での暮らし。
・医療費、介護費の自己負担減免制度の創設。
・災害に強いまちづくり、被災者支援制度を抜本的に拡充します
「避難所は国際基準に」
・新型コロナ対策、避難所の尊厳ある生活のため、スフィア基準(国際基準)の導入を進めます。
被災地の物理的な復旧は急務ですよね。
災害から学ぶ防災の観点も必要ですよね。
被災者への金銭的な支援、心身の支援、地域コミュニティーのフォローなど
県政としてやるべきことかどうかは分かりませんが課題となるでしょう。
スフィア基準!!
気になりますね。
気になったこと
大きな争点ではあるが、
やること書き上げれば大きな差は生まれづらい。
と思ったけど、
消費税減税という県知事にはできないが国に働きかけるというアグレッシブな提案があったことに驚いた。