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岡山県民が「大阪都構想」住民投票をどう見たか
数年前まで大阪市民でした。長い間、住んでいたので、愛着もあります。
岡山に住むようになって、大阪都構想について興味が薄れていきました。
自分ごとでなくなったんでしょうね・・・。
なんで?岡山の人が、わざわざ、大阪都構想??
私が大阪に住んでいたから、気になるだけじゃないんです。
岡山県民が学ぶことは多くあったんじゃないかな〜。
というのは、大阪だけの話じゃない。
岡山だってどこだって行政のあり方は、
今後議論されるべきポイントになるだろうし、
住民投票しなあかんくなる可能性は十分にある。
選挙などで出てくる「支持」の魔法
1 維新を支持している人が反対に
維新を支持している人、吉村さんや松井さんを支持している人でも
反対票を入れたこと。これめっちゃ大事なことだと思う。
よくわからんなりに、一生懸命考えたって証拠なんじゃないかな。
2 公明党が維新の後押ししたこと
公明党って自民党と仲良し。
自民党は、維新の大阪都構想に反対。
仲良しの公明党は「じゃぁ、反対!」と言いたいところやけど、
維新に賛成した。その裏側はまず置いといて・・・。
公明党って創価学会が母体。
公明党という団体を支持(盲目的になる可能性が高い)している。
維新は、ギリギリの戦いになることを予想して、内容はともかく、
支持という強い力で票を集めにきた。
選挙ではよくある話だが、大阪市民がどう思うかなんて関係ない!
と言っているような乱暴な「支持」という名の票集めは懲り懲りだ。
投票率は62%
先日の岡山県知事選挙の投票率は、33%でした。
これから比べれば、めっちゃ多い。
1 前回の住民投票は66%。落ちてる・・・。
2 38%の人は投票していない。
「わからない・選べない」人が棄権したのかもしれない。
一定のどんな投票でも行かない人はいる。
62%をどう見るか。
ある程度、本気になったら62%くらいにはなる。
逆に言えば、これ以上は投票率は上がらないのかも。
(昔のデータは当てにならないから)
で、どうする??
困るのは、これから。
圧勝するとか、誰も興味がない選挙は、
良くも悪くも、結果がはっきりしている。
でも今回、ほぼ半々の投票数。
白黒はついたけど、どっちが白でもおかしくないくらいの僅差。
大阪都構想は実現しないけど、
何らかどうにかしてほしい!という人は半分近くいるという現実。
気になった判断基準
ちょっと気になったことがある。
「今の住んでいる区に愛着があるから変えてほしくない」
「変わると手続きとか面倒なことが増える」
確かに。言っていることはわかる。
変わることのデメリットではあるけど、なんかモヤモヤする。
本質ではない判断基準のように見えてしまう。
とにかく変えたがらない人のコメントに聞こえる。
もちろん、変えることが全て言い訳ではないのだが。
明日は我が身
こんな大きな住民投票が、岡山で行われるのいつのこと?と
呑気に構えていた。
もしかしたら、小さなジャッジは県民・市民に
委ねられているのかもしれない。
気付いていないし、気付かないようになっているのかもしれないと思うと、
しっかり、支持でなく、内容を考えられる県民・市民でありたい。
ダメな行政システムを生んでいるとすれば、
半分は県民・市民が悪いのだから。