高松市にて

2021.04.18(日)

香川県高松市 にて、ドキュメンタリー映画「こんばんはⅡ」の上映会&トークセッションが盛会のもと開催されました。ファシリテーターの中橋さん、主催者の上野さんからのご質問に対して、私は「夜間中学の必要性」や「夜間中学も大切、でも、昼間の中学校もフリースクールも日本語教室も大切」等の話をさせて頂きました。
また、上野さんは、関わっている活動から夜間中学が刑務所を出所した人の「学ぶ場」という認識を持たれないか心配、という話に対して、「三豊市のニーズ調査においては外国籍のニーズが多く示されたが、ニーズ調査に協力された企業の努力の結果であって、ニーズ調査は時々の状況によって違ったものになり、どうしてもリードする(者)側の状況やタイミング等によってその見方はそれぞれ。しかし、ニーズは多様であり、決して、特定の学びの場ではない。リードする者のイメージが先行する場合があるが、広くニーズがあることを伝えることが大事」ということをお話させて頂きました。森監督からは、学びたい人の実際をもっと広く知ってほしい、と撮影を通じて出会った方々のエピソードの話がありました。

文部科学省は、各都道府県に「少なくとも1校」の設置を求めています。「少なくとも」なのです。香川に来年度(2022年度)三豊市で公立中学校夜間学級が開設されますが、三豊市に続いて、高松市でも開設が実現すれば、とても素晴らしいことです。高松市での開設を切に願っている方々のために、私にできることは全力でさせて頂きたいと思います。

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