玉砕の美学 55
2025年1月3週
今週は全体的にふわふわしていて競馬に対する集中力がなかった。2場開催で前日に半分も予想しないまま当日を迎える体たらくだ。それほど負けなかったのが救いではあるが、来週から3場開催なので、このままではいけない。
馬券とは離れた部分で、今週楽しみだったのは土曜中山2Rのイトウだ。この巨大魚名のサラブレッドに色々と重ねて楽しいでいる。前走の初ダートで3着して、未勝利脱出の目処はついた。とは言えないのが私の見解だ。時計が足りないし、位置も取れないので、そんなに甘くはない。
それが、今回は鞍上人気もあって、3.4倍の1番人気では怪しむ方が普通だ。最内枠も良くない。行き足がつかず、砂を被って何もできないで終わることも想定できる。そこまで踏まえるとどうなるか?そう、好感度の低い馬券が買いたくなるのだ。
イトウより信頼できそうな軸がカージオイド、中山の千八ダートで、4,8,3着と来て、位置さえ取れれば崩れない。もう1頭がイスキオスで、ここが初ダートのキタサンブラック産駒だが、牝系からも適性はありそうだ。
どちらが◎ということでもないので、この2頭を軸にした三連複を買って、高めに抜けるのを期待した。怪しいのはイスキオスの方だと思っていたが、意外に出足が良く2番手を追走していた。問題はカージオイドで、この馬が後方で藻掻いていた。イトウは更に後方にいて、懸念したことが全部出たような競馬になっていた。
これは何もないか?と不安になったが、このカージオイドがするすると上がって行って、直線で先に抜け出したイスキオスを差し切ってしまった。問題は3番手だが、フジレイメイが差してきて、接戦になることなく決着。人気は順に、2,4,3番人気だったので、大きくはないと思っていたが、1,440円。三連複では2番人気と、みんなイトウが危ないと知っていたんですね。
問題は馬連で、これが1,080円。変に三連複にせず、こっちではなかったか?と言うのは結果論だが、何だか解せない。今週はこの手の少額を何本か取ったので、大敗はしなかったが、勝てそうな雰囲気も感じなかった。
お思えば、三連複軸1頭15点のフォームも完全に無視していた。収集力に欠けて、7頭まで絞るのすら面倒臭いのだ。無理に選んだとして、そこから15点も買うほどの自信もない。今週は障害戦で初障害が連勝したり、東西重賞が変に乱ペースなったりと、逆立ちしても当たらない競馬が多かったが、それでも良くない負け方だと思う。来週までに修正できるのだろうか…