現役技師が教える大学病院勤務を考える前に知るべきことは配属ガチャ
はじめに
こんにちは、放射線技師歴10年目のおかつです。
大学病院勤務を希望している学生、若手放射線技師へ向けて、入職を考える前にこれを考えておかないと致命的に悩むことになります。
ちなみに私は、これが転職の理由の1つとなりました。
それではいきましょう!!
私の簡単な経歴です。
大学病院→市中総合病院
異動、転職等で4施設経験
どこでも馴染めるのが取り柄です
結論、一生レベルで希望の配属になるとは限らない
結論これです。
もう少し、具体的に書きますと、
希望のモダリティ配属にならない
希望の附属病院の配属にならない
これ、就職する前は意外と考えないです。なぜなら、人間は都合がいいことしか考えないからです。自分の思い描いた進路になると。
特に、大学病院を希望する方は、何かしらやりたいことがあってその進路を選んでいるので、就職してから希望の配属先(病院、モダリティ)じゃないとかなりショックを受けます。
大きい病院になると、専門性を発揮させるために、1つのモダリティないし、2つくらいの掛け持ちで長期ローテーションになります。
つまり、希望の配属から外れた場合、長期配属の覚悟が必要です。
私の経験談
例えば、私の例です。
私の場合は、特定のモダリティがやりたかったというわけではなく、この大学病院の環境で救急に携わりたいというものでした。
しかし、実際の配属になったのは附属の系列病院でした。当時、人事異動は希望が出せるものの、絶対に通る訳でもなかったですし、なんならその病院への異動は難易度が高いと。最初からそこの配属の人はなんやねんと。
結果として、長くなるので今回は割愛しますが、色々ありまして、やりたいことが他に見つかって他の病院に転職をしました。
考えられる対策
この様な経験から、配属ガチャで失望しないためにできることをまとます。
まず、配属ガチャというものが存在することを知る
やりたい仕事が環境に依存しすぎていないか?固執しすぎていないか?希望の部署じゃなくてもやりたいことを考えておく
希望の部署に配属になるための活動はかなりの月日を費やす覚悟が必要
まとめ
希望の部署にならなかったとはいえ、頑張れば部署異動が可能になることがあります。なぜそう言えるのかと言うと、実際自分がそうっだったからです。
ただし、何度も言いますが、相当な月日がかかることは覚悟をしないといけないです。私は、本当にやりたい仕事に従事できるまで転職を経て、8年くらいかかりました。この職業はそういう職業です。
しかし、その時の悔しい経験などは今に生きていますし、強くなります。
必要な経験だと思って進みましょう。応援しています!
追伸
私のnoteでは、放射線技師の寺子屋として、過去にぶち当たった仕事の悩みに対する解決策を書いています。これからも発信していきます。
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