キャリアカウンセラーのおかちんです。
今日はどんな一日でしたか?
日に日に暑くなり、汗が噴き出す一日でしたね。
今夜は熱帯夜だとか。夜まで暑いなんて……
こうなると大切なのは水分補給。
熱中症予防のためにも、「1日2L」を目安に水は飲んだ方がよいそうです。
幸い日本は、いつでもどこでも蛇口をひねれば水が出てきます。
それも「そのまま飲める水が」です。
こんな幸せな国は世界でも珍しいんですって。
確かに海外旅行に行ったときに、「水は買って飲むこと」とガイドブックに載っていたような……
そう思うと、私たちはとっても恵まれいますね。
まさに『水の国 日本』ですね。
そんなきれいな水を作り出すのは、豊かな緑にあります。
大地に根を張り、山全体が水を豊富に蓄えることで、時間をかけてろ過されたおいしい水がこんこんと湧き出します。
その水は雨によってもたらされるのですが、雨を降らせる雲は、木々が発する水蒸気によって作られるそうです。
見渡せば必ず身の回りに緑があります。こんな小さな国土なのに、これほど豊富な緑を有する国であることは、私たちの誇りですね。
『緑の国 日本』です。
それはわたしたちの使う言葉に表れています。
例えば漢字の部首。
最も多い部首ってなんだかご存じですか?
それは、『くさかんむり』です。
【部首ランキング】
1位 くさかんむり 2173字
2位 みず・さんずい 1816字
3位 き・きへん 1617字
TOP3は、緑と水に関わる漢字ばかりですね。
日本語では、『木』『林』『森』と木の数が増えるごとに呼び方が変わります。でも英語では『Wood(s)』だけです。
同じく『水』『湯』と温度によって呼び方が変わります(『冷水』『微温湯』『湯』『熱湯』と温度による定義が日本薬局方に記載されています)。でも英語では、『Water』『Hot water』『boiled Water』とすべて『Water』です。
わざわざ専用の漢字を当てるほど、緑や水を大切にしていることがわかります。
先日、とあるラジオ番組で「日本は空き地があるとあっという間に草が生えてしまう。それは植物の種が常に空気中に浮遊していて、それが育つだけの栄養と水分が土の中にある」と言っていました。
じゃあほかの国はというと、「あっという間に砂漠になってしまう」んだそうです。
そうか……緑や水があまりに当たり前すぎて、砂漠化するなんて想像できていませんでした。
同時に、海外は「他人事の世界」になっている自分にも気づきました。ニュースや画像でしか知らない国は、何に困っていて何を必要としているのか、知ろうとも思っていなかったんですね。
もし一度でも行って現地の人と触れ合っていれば、誰かの顔を思い浮かべて「自分事の世界」として捉えることができるんでしょうが……
そのあたりが私の課題でもあると思いました。まさに『井の中の蛙』です。
でも、『緑と水の国』に生まれ育ったことを感謝することはできます。こんな暑い日に、気軽に水が飲めて、木陰で涼むことができることを、心からありがたいと思って生きていくことだったらできそうです。
緑を愛でて、水に感謝することを、明日の目標にしようかな。
明日も佳き日でありますように@おかちん
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