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2人の科学者が、とある実験をしました。

Aさんは期待通りの結果が得られましたが、Bさんは期待とは異なる結果が得られました。

さて、実験に“成功”したのは誰でしょうか?


もしこの実験が期待通りの結果のみを必要としていたのなら、Aさんは成功でしょう。

しかし、実験とは正しい手続きによって得られた結果を検証することに意味を見出すわけです。

ということはBさんもまた“成功”といえるのではないでしょうか。

むしろBさんの方が得られた情報も多く、今後の研究に役立つ情報が入手できたともいえます。

つまり実験には失敗は存在しないということです。


以前、このようなnoteを書きました。

転じて、どれだけ失敗するパターンを知っているか(体験して学んだか)が、自分自身の財産になります。

Bさんは「この素材でこの手続きで実験すると、期待通りの結果が出ない」という事例を手に入れました。その原因を突き止める過程で、これもあれもそれも上手くいかないかもしれないという仮説を立てることができるわけです。

一つの実験からいくつもの仮説が浮かんでくるようになるとすれば、本当の意味で“成功”したのはむしろBさんの方だったかもしれません。


売上やコスト、株価、顧客評価、生産性や効率など……評価基準は様々です。
もしここに新たに加えるとしたら、これからの時代は『経験』になるかもしれません。

このように経験に価値を見出し、「労働力」から「人的資本」へと捉え方をシフトできれば、ますます働きがいのある社会になっていくはず。

そのためにも、成功に対する考え方の幅を少し広げることから始めてみるのはいかがでしょうか?



#明日も佳き日でありますように
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