ハラスメントの原因はどこにある?
『〇〇ハラスメント』が多いこと……「あらゆる行為にハラスメントが存在する」と言ってもよいほど。
パワーハラスメント
セクシャルハラスメント
モラルハラスメント
アカデミックハラスメント
マタニティハラスメント
ジェンダーハラスメント
エイジハラスメント
アルコールハラスメント
スモークハラスメント
スメルハラスメント
リストラハラスメント
リモートハラスメント
テクノロジーハラスメント
ソーシャルハラスメント
カスタマーハラスメント
マリッジハラスメント
セカンドハラスメント
子なしハラスメント
時短ハラスメント
ヌードルハラスメント
グルメハラスメント
エアコンハラスメント
ハラスメントハラスメント
etc…
もちろんハラスメントは許しませんし、許されません。
でも、これほどまでハラスメントと言われるのには何か原因があるはずです。
わたしはハラスメントの根底に「信頼関係の破綻」があるのでは?と感じています。
わたしの定義する信頼関係とは、「互いの尊厳を大切にして他者理解に努め、かけがえのない一人の人間として接すること」によってつくられる関係を指します。
逆に言えば、「尊厳を軽視し、他者を理解しようとせず(自己中心的な考えを優先し)、人をモノとしてみる」ような行為がハラスメントとして表出するということです。
残念ながら、「何を言ってもよい・許されることが信頼関係だと勘違いしている人」がいるのは事実。だから相手を見下し、された相手の気持ちを慮ることなく、自分の都合ばかり押しつける行為が後を立たないんですよね。
「昔はそんなことはなかった」なんていう人もいますが、それは相手がガマンしてだけの話です。昔から許されていません!
ハラスメントという名称がついたおかげで、辛く苦しい思いを言葉にしやすくなったのかもしれません。また国も法律を制定し、対策を行うよう動き出しました。
わたしたちは互いの信頼関係によって社会をつくりあげています。
誰一人欠けても成り立ちませんし、誰もが尊厳を大切にして・されていなければなりません。
その信頼関係を破綻させる考え方や行為は、決して許してはなりません。
もしハラスメントを「嫌がらせ」と訳すなら、その反対は「好意(好意的関心)」になるでしょうか?
ここに、ハラスメントをなくすためのヒントがあると思うんですよね。
少なくとも、わたしはハラスメントと思わせる行為はしないよう、信頼関係を築けるよう努めます。
明日も佳き日でありますように
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