ついついがんばり過ぎていませんか?
仕事が波に乗ってくると、
「いま調子いいから、区切りのいいところまでやっちゃおう」
「疲れてきたけどもう少しだけがんばろうかな」
「どうせなら今日のうちに一気に終わらせるか」
なんて思って、ついついがんばり続けてしまう……
その結果、仕事は進むのですが、その反動で心身ともに大きな疲れが出てしまいます。
「がんばり過ぎる」というのは、周囲から見てもわかるくらい「無理をしている状態」のことを指します。
車で言えば、アクセルを踏み過ぎて「ずっとレッドゾーンで走り続けている状態」なんです。
運転する本人は少しずつスピードが上がって「調子よく走れている」と思っているかもしれませんが、周囲から見ればそれは「猛スピードで暴走している」のと同じこと。
がんばるのはいいことなのですが、本人がその状況を把握できていないからこそ、周囲は心配になります。
「自分の心身(からだ)は自分が一番わかっている」
だからって「まだがんばれるから」とアクセルを踏み続けると・・・いつかオーバーヒートしますよ。
ときにはクールダウンの時間も必要です。がんばり過ぎる前に、ちょっと心も体も休めてあげましょう。
車にとって本当にやさしいのは「一定の速度で走り続けること」だったりします。
仕事も同じ。忙しいときとヒマなときをうまくならして、一定の負荷で働くことが、もっともパフォーマンスが良くなる秘訣です。
できれば自分の実力が発揮しやすい「パワーバンド」を知っておくとよいですね。
パワーバンドとは、車の馬力やトルクが一番出せるおいしい回転数のことです。
仕事でもパフォーマンスを発揮しやすい「ベストな状態」を知っておくと、きっとよい仕事ができますよ。
くれぐれも、限界までがんばって、無理をし過ぎて倒れることのないよう、ご自愛くださいませ。
明日も佳き日でありますように
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