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「わたし失敗したくないんです」
こんな言葉を聞くことが徐々に増えてくるこの季節です……
就活が本格化し始めると、とかく「不合格になること」が怖くなり、活動に対して慎重(消極的)になる人が増えてきます。
就職活動において、合否は必ずついて回ります。
もちろん第一志望の企業に落ちてしまうことはできる限り避けたいところですが、かといって全員が第一志望の企業に入れるわけではありません。
2022年のデータですが、婚礼サービスを提供する株式会社ノバレーゼでは採用者数は「3名」で倍率は1100倍。応募者が「3300名」もいたわけです。
単純計算で3300名中、3297名が不合格となったわけですから、はたしてこれが全員「失敗した人」なのでしょうか?
この会社に合格できなかったという結果が出たのは事実です。言い換えれば得るものが得られなかったわけですが、失うものはないのでは?と思います。仮にこの会社で最終選考まで進めた人は、それだけで企業の目に留まるだけの魅力があると考えられるのではないでしょうか。
「成功の対義語は失敗ではない。何もしないことである」
こんな言葉を聞いたことがあります。
就活であれば、応募しなければ不合格になることはありません。100%失敗しない方法です。でも合格することもありません。はたしてそれは成功なのでしょうか?
何もしないということは何の結果も得られないということ。何も得られない中で、どうやって成長していけるのでしょう?
そもそも「失敗」という言葉が良くないですよね。失う+敗けるですから、あまりにデメリットが目立ちます。
ゲームプログラムなどでは、プログラム上のエラーをバグと呼び、このバグをどれだけ取り除けるかが品質の高さにつながります。
バグは見つければ見つけるほどよいわけで、言い換えればプログラミングでの失敗をたくさん見つけるほど評価されるわけです。
就活も、不合格は失敗ではなく、「うまくいかない方法を体験から学んだ」と捉えてみるのはどうでしょう。
うまくいかないケースを積み重ねていけば、必然的に成功パターンが残っていきます。結果的に、「失敗しない方法」が身につくわけです。
転じて、どれだけ失敗するパターンを知っているか(体験して学んだか)が、自分自身の財産になります。そして結果的に失敗しない人になっていけるわけです。
人から評価されること、ダメ出しされること、批判されることはあまり心地よいものではありません。
ですが、成功に近づくための近道と思ったら、受け取り方も変わってくるのではないでしょうか。
どうか「何もしない人」に陥らないよう、どんどんチャレンジしてみましょうね!
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