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膨大な量の問題を解いて経験知を得て、問いの意図が読み解けるようになるから安定して高得点が取れる

10月の情報処理国家試験に向けて、いよいよ対策授業が始まります。

情報処理国家試験は1969年(昭和44年)に始まり、1994年(平成6年)、2001年(平成13年)、2009年(平成21年)、2017年(平成29年)の大きな改正を経て現在に至ります。その歴史は50年以上にものぼり、プログラマの育成に少なからず影響を与えてきました。いまでも基本情報技術者試験はプログラマ・システムエンジニアの基礎知識として「取得していて当然」という風潮はあります。(最低限、基本情報レベルの知識がないと仕事で苦労するのは事実です)

応用情報技術者試験や高度区分試験は4月と10月に指定会場で受験します。いまだに集合型のペーパー試験で実施していますが、記述問題はテストセンターで行うCBT試験では対応できない(あえてしない?)ようですね。
時間内で手書きで作文を仕上げるという難関に苦戦することも、テストの一環なのかもしれませんが(笑)

で、この情報処理国家試験。昔から言われていますが、「過去問題をどれだけ解いたか」でその実力に明確な差が現れます。単純に解けば解くほど力がつきます。それは問題を暗記してしまうということではなく、問題の傾向が掴めて出題の意図が見えてくるようになるということです。

膨大な量の問題を解く
⇒経験知を得る
⇒問いの意図が読み解ける
⇒安定して高得点が取れる

つまりこういうことです。

試験問題には出題者が「何を答えさせたいのか」という意図が必ず込められています。しかしながら長文になるとどうしても読み解けなくなってしまうことも…

でも問題を解きまくっていると、どことなく問題に共通する傾向がつかめてきます。文章の展開の仕方や主語述語の対応のさせ方、接続語のパターンなど、古い問題から新しい問題まで一貫している傾向が見えてくるんですね。これを経験知と表します。

経験知が蓄積していくと、「この言い回しだとこの部分を答えさせようとしているんだろうな」「ただし~で始まる部分は、このプログラムの必須条件になっているはず」「このロジックなら、問題として出すとしたらこの部分しかない」などと、問題文を読んだだけで何を問おうとしているかが何となく見えてくるようになります。これが出題者の意図、問題の意図です。

こうなれば、あとは問題を読み飛ばしたりつまらないミスをしない限り、ほぼほぼ安定して点数が取れるようになります。それは初見の新しい問題であっても、です。

だからこそ、とにかくたくさん問題を解く!というミッションを与えて、解いて解いて解きまくることを行います。
わたしの役割は、その問題の解説をすることなので、解けるだけでなくわかるように説明する力も求められるので……実は結構大変です(笑)
おかげでこの半年だけでも相当力をつけることができました。そして10月の試験に向けてもう一段ギアを上げてがんばっています。
もともと試験や勉強が好きなので努力すること自体は苦になりませんが、「解けなかったら恥ずかしい」という自分のプライドが邪魔をして要らぬプレッシャーを感じてしまうのがどうにもこうにも(笑)

それでもじっくりと考えて問題を解くことが、まるで謎解きゲームをしているようで面白いですけどね。

明日は解説したい問題がいくつかあるので、一日かけてじっくりと取り組んでみるつもりです。



ちなみに今日はここ数年流行りの「やたらと長いタイトル」をつけてみました(笑)
特にアニメやマンガ、ライトノベルといったサブカルチャーの界隈では、やたらと長いタイトルが多いこと……本屋さんで背表紙を眺めているだけでも結構楽しいですよ。



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