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今日も今日とていろいろなトラブルに見舞われています。

予定していた通りには事が進まず、一つひとつ的確な判断を迫られる“痺れるような展開”が続けざまに起きます。

こういうときにわたしが意識しているのは『下手に動じないこと』です。いちいち慌てず、どっしりと構えることを心がけています。

というのも、あたふたしたところで起きてしまったことは変わるわけではなく、不安になったところでどうにかなるわけでもありません。

だったら良くも悪くも諦めて現状を受け入れることが、唯一できることなのではないかと思うわけです。

そのうえで、考えるのは「これからどうするか」ということ。その場ですぐに原因を追求したり、問題解決を急いだりせず、まずはどうするかだけを先に考えて決めておきます。これを「仮決定」と呼んでいます。

あくまで“仮”ですので、展開によっては変更することもあります。また絶対的な正解というわけでもないので、もっと良い方法が見つかればそちらに切り替えることも良しとします。

取り急ぎ「いま何をすべきか」が決まっているだけで、ずいぶんと落ち着いて事を進めることができます。


この「仮決定」という考え方は、キャリプランニングプロセスの一部として就転職時の意思決定の流れに組み込まれています。

【キャリアプランニングプロセス】
1.意思決定の必要性の自覚
2.自己の再評価
3.職業・仕事の特定
4.選択肢に関する情報収集
5.仮決定
6.教育・訓練
7.就職・異動

就転職を行うと決めたら、まずは自己理解と職業理解に努めます。そして具体的に情報収集をした時点で仮決定をします。
その後、仮決定に従って必要なスキルを身につけるために教育・訓練を受けます。それが理にかなっていて、自身に向いていると感じたならば、本決定として就転職をすればよいでしょう。もし学んでみて能力との乖離があったり、想像していたもの違うようであれば、仮決定を棄却して再度自己理解と職業理解から取り組みなおします。

このキャリアプランニングプロセスは、現代のような変化の激しい時代のキャリア形成では通用しない面もあるかもしれません。ですが、やはり仮決定の効果は変わらず大きいと考えています。

むしろ、変化が激しいからこそ、仮決定をすることでひとまず進むべき方向を定めるのは、非常に効果的だといえるでしょう。何もせず、ただ現状に立ち止まっていることの方がデメリットは大きいことは容易に想像できます。とりあえず動きながら考え続け、良さそうであればその方向へ進めばよいですし、間違っていたらまた違う方向へ進めばよいでしょう。
「仮決定がある」という事実が、安心感を生むことは間違いありません。


冒頭のトラブルが続く状況のわたしは、ひとまず「これからどうするか」だけを仮決定して動くことを優先しています。それが「動じないこと」へとつながっているのでしょう。
幸い、周囲からはこの態度に対して「安心感がある」と評価していただいています。実は内心はドキドキしていることもあるのですが、どこかで「どうせ仮決定だし、うまくいかなかったらそのとき考え直そう」と開き直っているだけだったりします(笑)

きっと明日は明日でまた大変なこともあるでしょうが、これもまた楽しみながら仮決定の連続で乗り切っていきます!



#明日も佳き日でありますように
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