キャリアカウンセリングを社会システムに
11/26(土)&12/10(土)の2日間にわたり、【全国オンラインキャリアカウンセリング2022】が実施されました。
この取り組みは、日本キャリア開発協会のビジョンを具現化するための一歩となるものです。
・体調が悪いので病院で診てもらう
・調べものをするため図書館で本を借りる
・寿司を食べたいから寿司屋へ行く
・旅行をするため電車を利用する
今では当たり前のことですが、いずれもきちんと社会システムとして根付いているからこそ、十分に機能しているわけです。
では、キャリア(生き方・人生)の悩みはどうしたらよいのでしょう?
病院で診てもらう?
図書館で本を読んで解決する?
他のことをして紛らわせる?
・・・どれも違いますよね。
やっぱり「信頼できる誰かに相談する」のが一番です。
そこで活躍するのが「キャリアカウンセラー」です。
キャリアの悩みは幅広いものです。
仕事上の悩みだって、対人関係もあれば、組織の問題もあったり、家庭との関係で起きるものもあります。
また、お金のこと、身体のこと、人間関係のこと・・・などなど、悩みの種は尽きません。
だからこそ、悩みの本質にある「ありたい自分」にアプローチし、自ら答えを導き出すための信頼できる相談相手となるために、キャリアカウンセラーがいるわけです。
ですが、【キャリアカウンセラー】という仕事は、まだまだ認知度は高くありません。社会に根付くまでには時間もかかります。
そこで、より多くの方に知っていただくため、3年続けて【全国オンラインキャリアカウンセリング】を実施してきました。
この2日間で400名ほどの方にキャリアカウンセリングを受けていただき、ご満足いただけたようです。特に初日を終えてから2日目の予約が殺到したのは、きっとキャリアカウンセリングの良さを体験した方の口コミによる効果が大きかったのだと思います。
今後は【キャリアドック】として、この取り組みをさらに発展させていくとのことです。ますますキャリアカウンセリングが身近なものになり、社会システムの一部として機能することでしょう。
そのとき、わたしは何ができるのか・・・そのために何を備え、どのような力をつけておくべきか、新たな目標と課題が見えてきました。
みなさんの人生をよりよいものに、より豊かなものにしていただくため、キャリアカウンセラーとしてこれからも精進して参ります。
ご参加いただいたみなさま、そして共にこのイベントに関わったみなさま、ありがとうございました。ご一緒できて本当に幸せです♪
明日も佳き日でありますように
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