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わたしにとってのキャリアカウンセリングは、『生業であり、生き方であり、あり方である』と置いています。これは一般的な定義ではなく、わたしにとっての価値・存在としての言葉です。


では一般的な定義とはどのようなものなのでしょう。
今回はキャリアカウンセリング≒キャリアコンサルティングと捉えてピックアップしてみました。

【厚生労働省】
(「キャリアコンサルティング」とは)
「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。
(キャリアコンサルティングの活用・効果)
キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待できます。組織内では、必ずしも自身の希望が叶うわけではありませんが、自身の潜在的なキャリアのニーズに気づき、仕事や能力開発の機会などを通して視野を広げ、自身のキャリア形成を考えていくことが大切です。

厚生労働省:キャリアコンサルティングとは
キャリアコンサルティングの活用・効果

【日本キャリア開発協会(JCDA)】
キャリアカウンセリングとは、その個人にとって望ましい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスのことです。単に個人と職業のマッチングを考え、仕事を見つけるお手伝いをするだけではありません。人生で遭遇する様々な経験を積極的に受け止め、その人にとってより幸せな人生を描く成長の糧とするための支援です。

日本キャリア開発協会:キャリアカウンセリングについて

【キャリアカウンセリング協議会】
「キャリアコンサルティング」は職業能力開発促進法第二条第5項によって以下のように定義されています。
――――――――――
「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。(平成27年9月改正:職業能力開発促進法 第二条第5項)
――――――――――
キャリアコンサルタントは、「キャリアコンサルティングを行う専門家」です。よりよい働き方、よりよい人生、よりよい社会を実現するために、人間の生き方を「仕事に対する意欲や課題」「これまでの経験」「将来への展望」といった「キャリア」の視点から捉えるキャリアコンサルタントは、社会のさまざまな場所で活躍しています。企業の採用・人材育成・組織開発の現場で、就職・転職支援の現場で、就活支援・キャリア教育の現場で、キャリアコンサルタントの専門的なスキルが求められています。

キャリアコンサルティング協議会:キャリアコンサルタントはキャリア形成支援のエキスパート

【キャリアカウンセリング協会(CCA)】
CCAでは、働く人々の職業生活全体を通じて、その節目の問題解決や意思決定を支援していけるキャリアカウンセリングの普及を目指しています。
~中略~
キャリアカウンセリングは、きちんと自分自身を整理する、自分が納得できる選択をする、自分の行動をかえていくなど、悩みや課題に前向きに対応していく上での力強い味方、支援となり得ます。それは、仕事の上でのモラールアップや能力の開発、成果の向上につながり、また、人間的な成長をもたらしてくれるでしょう。

キャリアカウンセリング協会:CCAが目指すキャリアカウンセリング


このようにキャリアカウンセリングやキャリアコンサルティングは、「人・職業・人生・成長」をテーマとしていることがわかります。
さらに、自己理解や仕事理解を通じて行われる能力開発、およびその結果もたらされる意思決定に至るまでの一連のプロセスを扱うことが明記されています。
ここからも「キャリアとは人生そのもの、生き方そのものである」ことが伝わってきます。


では、キャリアカウンセリングには、いったい何ができるのでしょう?

ここでは相談者の傾聴=カウンセリングと捉え、厚生労働省のカウンセリングに関する説明を引用して考えてみます。

悩んでいたり、つらい気持ちのときには、自分の気持ちがよくわからなったり、どうしたらよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。自分のことを話し、それをしっかり聞いてもらうことで、問題点が整理できたり、解決への糸口が見つかったりします。
カウンセリングは、どうしたらよいのかのアドバイスを受けたり、答えを出してもらったりするためものではありません。自分自身の力で立直っていくきっかけをつくったり、気持ちや考え方を整理していくサポートを行ったりするのがカウンセリングなのです。

【カウンセリングを受けるメリット】
・話をしっかり聞いてもらえる
・自分の考え方のくせや意外な長所に気づくことができる
・今抱えている問題を整理できる
・考え方を今の状況に適したものに切り換えられる
・人とうまくつきあうための自分なりの方法を見つけられる
・人として成長できる

こちらはメンタルヘルスに関するカウンセリングを取り上げているので、キャリアカウンセリングとは異なります。
ですが、傾聴という観点では通じるものも多くみられます。

特に「カウンセリングは、どうしたらよいのかアドバイスを受けたり、答えを出してもらったりするためのものではありません自分自身の力で立直っていくきっかけをつくったり、気持ちや考え方を整理していくサポートを行ったりするのがカウンセリングなのです。」という部分は、まさにキャリアカウンセリングと重なるところです。


ただの雑談や、一方的に受けるアドバイス・忠告の類ではありません。
自分の感じていることをありのままに話し、そこからなぜそう感じたのか、本当はどうしたいのかと自問自答することで、考えが深まり、やがて内なる答えにたどり着くわけです。

その過程は「人として成長できる」という言葉に集約されているのではないでしょうか?


最後に、わたしが所属している日本キャリア開発協会(JCDA)のメッセージムービーをお届けします。

『誰もが「自分らしい生き方」を、自分で選べる未来を創っていきたい』

これがCDA・キャリアカウンセラーとしての役割であり、使命です。

こんな素敵な未来を実現するために、わたしはCDA・キャリアカウンセラーとして生きて行きたい、常にCDA・キャリアカウンセラーでありたいと思っています。
肩肘張ってかしこまった職業像ではなく、いつでもどこでもありのままのわたしで在るという人間像を思い描いています。
それこそが「自分らしい生き方」ですし、キャリアカウンセラー自身が「自分らしくある」ことで、キャリアカウンセリングの力を証明することにつながるのではないでしょうか?


キャリアカウンセリングは、「自分らしい未来を切り開くことができる」と信じてこれからも研鑽していきます。

みなさんもぜひキャリアカウンセリングを受けてみませんか?




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