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アルスラーン戦記(21)
タイトル : #アルスラーン戦記
筆者: #荒川弘
原作: #田中芳樹
出版社 : #講談社
発売日 : 2024/8/7
その本を選んだ理由
アルスラーン戦記は原作からのファンで新刊が出るたびに購入して読んでいる。
荒川弘によって、原作から改変されているが、それも含めて楽しんでいる。
最も印象に残ったシーン・一押しポイント
今作では、アルスラーンにヒルメス、アンドラゴラスなどの出生の秘密がメイン。
アルスラーンの母タハミーネがアルスラーンに対して「実の子ではない」と伝え、殺されても恨まれてもいい、という言葉にアルスラーンは自分の気持ちを母に何も伝わっていないことに落胆し、縁をきるシーンがいい。
そして、タハミーネの子供はエトワールなのだろうな。エトワールとアルスラーンが結ばれる未来しか見えないし、田中芳樹原作にはエトワールがいないので今後、どう物語に関わってくるのか気になる。
今後の自分の行動や考え方の変化
中東のペルシアが舞台のファンタジー。血縁や出生が大事なのはどこの国でも同じなのだろう。
この辺りの展開はアレキサンダー大王の東方出征後のディアドコイ戦争あたりがモデルなのろう。アルスラーン自身のモデルもアレキサンダー大王ではなかろうか。その辺りは「ヒストリエ」でも考察したいが、「ヒストリエ」は続きはもう出ないだろうな。残念だけど。