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死と生の境が曖昧になっている。
ポール・オースターの新刊が11月に出ると知り、小躍りしながらWikipediaを調べた。日本での刊行時期は柴田元幸のがんばり度合いに左右されるので、海外での発売年度とだいぶラグがある。11月の『4321』もアメリカでは7年ほど前に出た本のはずだ(7年ほど前に原書を3ページだけ読んだおぼえがある)。だから気になった。最近ポール・オースターはなどんなのを書いているのかな、と。死んでいた。そういえば今年亡くなったと思い出し、登場人物が生きているとみせかけてすでに死んでいた系の映画をみたような気分になった。
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