【ポッドキャスト】#43「要件や仕様と背景や状況」
3ヶ月ぶりに収録したら全然喋れなくなってる!って思ったら元からそんなでした!
引き続き自分のペースでやっていきますー!
要件や仕様がクライアントから提示されない!みたいなことは無い?
もしくは、提示されるけど中途半端な内容だったりすることは無い?
もしくは、提示された仕様で作っていくと途中で仕様変更されることは無い?
専門知識がなければ当然だと思う
だから僕たちに相談しているのだと思う
なので、基本的には要件や仕様を固めるのは自分たちの役割だと思っている
最終的な決定はクライアントが行うけど、そこに至る活動は自分たちでやる
具体的には、整理し、方向性を決め、調べ、説明(提案)し、判断を仰ぐ
クライアントさんにもよるけど僕たちがサポートするクライアントはそういった方々が多い
ちなみに、代理店さんがクライアントさんでディレクションも行う場合は結構困(よく分かってない人の場合)
だから、あくまでも僕たちの場合ではある
僕は、お客様から提示される要件や仕様をあまり信用していない
無視するというわけではない
氷山の一角だと思っている
要件や仕様が何かしら提示されたとしても、まずは「なんで?」という視点で見る
予算(それしか無いのか、試算した結果そのくらいと思ったか、など)
ドメイン
環境(CMS)(なぜ、その指定なのか?)
クライアントから提示される仕様や要件は変更が効くと思っている
ただし、行政や外郭団体のプロポーザルの場合は変更しにくい気がする(感触として)
提示された要件や仕様は何かしらの背景や状況があったうで、導かれている事が多い
社会の動向
市場の動向
競合の動向
経営状況
社内文化
社内環境
ハード的なもの、ソフト的なもの
社内体制
組織
社員、スタッフ
承認フロー
「以前はこうだった」これも背景
この背景や状況を確認していくことが重要だと思っています。
背景や状況に関しては、2パターンある
「クライアントが認識している」か「認識していない」
「認識していない」パターンは結構大切で仕様や要件の変更に影響しやすい
知らなかったパターン。「そういうことなら話が変わる」となる
「こうだと思ってた」が実は違ってたみたいなものも含まれる
「こういうのはできないと思ってたとか
クライアントが専門外な技術情報は多い
例えば「●●をするために〇〇を使いたくて」という場合、〇〇を以外の手段やツールを知らないということもある。
背景や状況を確認し、その情報を踏まえて新たな仕様や要件を提案する
このサイクルを繰り返していくことで仕様や要件の精度が高まる
例えば、提案した仕様がクライアントやユーザーの状況にマッチしないか?という確認をする
精度が高まれば、クライアントもイメージしやすいし納得しやすいので、急な仕様変更とか認識の相違みたいな事が起きにくくなる
まとめ
提示された仕様や要件を鵜呑みにしない
その裏にある理由(背景や状況)を探る
それを踏まえて仕様や要件を整備する
クライアントにも納得してもらう
ってやると良いんじゃね?
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