ラモー「レ・ボレアド」の間奏曲 (編曲:ヴィギングル・オラフソン)
ヴィギングル・オラフソンという素敵なピアニストを知ったのはコロナ渦において、外出自粛を余儀なくされていた頃でした。
その日いつものようにYoutubeをかけながら仕事をしていた私は、聞いた事のない様な柔らかい響きに、思わず「誰の演奏かな?」とPCを打つ手を止めたのでした。
このラモー「レ・ボレアド」の間奏曲をヴィギングル・オラフソンが編曲した曲は本当に優しい世界です。(得意ではない英語なので曲名間違っていたらごめんなさい)
ずっと忘れていた心の中の宝箱をそっと開くかのような感覚があります。
僕は思うのですが、まさに現代を活きる、今そのもののフレッシュな音世界観だと思うのです。古めかしい感じはまったくせず、多くの発見と喜びがある音を彼は聞かせてくれます。
そしてもう1曲 バッハのオルガンソナタ4番よりアンダンテを
この映像も必見で、悲惨な現代という世界に人々は何を求め集うのか。そんなことを想起させられる内容となっています。
他にも何を聞いても発見する世界観が彼にはあります。
今を生きるオラフソンの音。彼が日本に来たら何を差し置いてもまず駆けつけてみようと思っています。
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