022.蝶のように舞い蜂のように刺す蟻

（1Aメロ）
（カーン！）
ゴングは鳴った
うかうか羽化うかしてらんねぇ
蝶ちょうのように舞う
優雅なフットワークで
地球の裏側に竜巻が起きる

（1サビ）
一寸の虫にも五分の魂
敵のパンチから身をかわす
一寸の虫でもきっと楽しい
生命せいめいよ　きみたちは偉大
みんながみんなチャンピオン

（2Aメロ）
第2ラウンド
つつくような敵のジャブ
蜂はちのように刺す
強烈なストレートで
リングに叩きつけダウンを奪う

（2サビ）
一寸の虫にも五分の魂
狙った獲物は逃さない
一寸の虫でもきっと楽しい
生命よ　きみたちは偉大
みんながみんなチャンピオン

（3Aメロ）
最終ラウンド
まさかのカウンターを被弾
蟻ありのように這う
執念のスタンディングで
ファイティングポーズをとり前へ出る

（ラスサビ）
一寸の虫にも五分の魂
諦めるなんてありえない
一寸の虫でもきっと楽しい
生命よ　きみたちは偉大
みんながみんなチャンピオン
一般の人にも五分の魂
偉くなんかなくていい
一般の人でもずっと楽しい
生命よ　きみたちは偉大
みんながみんなチャレンジャー
偉大な偉大なチャレンジャー

【self writer notes】
おそらく最も苦労して書いた歌詞です。
そして今あるお歌詞やさんの歌詞の中で最もクレイジー（笑）。

そもそも、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と言ったのがモハメド・「アリ（蟻）」ってのが面白いな、と閃いただけで、歌詞の中身のことなんてなーんにも考えていませんでした。
苦労するはずだ。

虫✕チャンピオンという公式で考えていけばなんとか展開していくかな？という発想に救われ、結果的には人も含めた生命讃歌になりました。