つくるか...ズッキーニチョコレートケーキ | 安田真理子さんのレシピ
今年の夏、ズッキーニ入りのキャロットケーキをはじめて食べて「おいしい!!!」となり、人参が主役、ズッキーニは脇役配合で2度作りました。
ズッキーニが入ると味というより、生地の食感やみずみずしさが違うような気がする(もやもや)…。と、はっきりしないまま。
ズッキーニを抜いて、人参だけで作ってみたり。あーだこーだして、「やっぱり、なんか違う!」「どういうことなんだろう」とずっと考えていました(もやもや)。
そんな時、英国展が好きな方と英国菓子話をしていたら、漫画「午後3時雨宮教授のお茶の時間 」をすすめられて、読んでみることに。
キャロットケーキのお話はなかったのですが、チョコレートケーキの話から、ズッキーニがチラッと出てきたのです。
これは!
と思って、「ズッキーニ チョコレート」で検索したら、安田真理子さんのズッキーニチョコレートケーキのコラム&レシピのwebにたどり着きました。(漫画の監修も安田さんでした!)
このコラムがおもしろくて。しかも、私がぼんやり「食感違うよなー(もやもや)」の答えを発見。
『〜ここでのズッキーニの役割は、ケーキをしっとりさせることと、ボリュームを出すこと。つまりチョコレート味だけれど、夏に食べても美味しいあっさりしっとりケーキに焼きあがるのです。』
もやもやも晴れて、早速、webで紹介されていたズッキーニチョコレートケーキを作ってみました。
ズッキーニはきゅうりに似ているけれど、系統でいえばかぼちゃだそうです。切ると断面から少しのりのようなベタベタした汁や水けがでます。キッチンペーパーにのせて軽く水分を取りました。
少し小さめのパウンド型で焼いたので、余り生地はカップケーキに。
仕上げは粉砂糖でパパッと。なんだか、ガトーショコラみたい。
見た目からはズッキーニ入りとはわからない。食べてみるとズッキーニの味や歯触りもないので存在感ゼロ。でも、全体の味わいや生地はチョコレートケーキのように濃ゆくなく、ガトーショコラよりソフト(しかし、やわらかすぎない)。
これはおいしい!
もしかしたら、昔はチョコレートケーキが好きだったけれど、大人になってからちょっと重たくて食べなくなっちゃったという方によさそう。
なんだか毎日楽しくて。新しいことや味、食感に「なんかワクワク」です。
▼安田真理子さんのレシピでキャロットケーキを作ったときの話