見方と味方と信頼と
ここは中2女子の部屋。
本棚には漫画がズラリ。
参考書などはいずこ(^.^;?
1枚だけ貼られた推しのポスター。
以前は「絶対入るな」と張り出されたこの部屋に、今は祖母も母も弟も、漫画喫茶的に出入りする。
うちの3人姉弟の筆頭、中2の娘。
私はこの娘のことをいつも信頼している。
朝は自分で起きて、身支度も学校の準備も抜かりなく、定刻に家を出る。
学校から帰宅したときにはおばあちゃんに愚痴を聞いてもらうらしい、私は仕事でいないけど。
おばあちゃんはただ聞いてくれて、「わかる~」と言うだけだから言いやすいのだそう。
「お母さんみたいに、自分の意見とか盛り込んでこんから、ばあちゃんが良い。ばあちゃんは一緒になって文句言ってくれるもん。ばあちゃんに聞いてもらうわ。」とのこと(^_^;)
ハッキリ言うやん(。>﹏<。)!
「このまんまじゃ、高校行けない。塾に行きたい」と言い、自分で塾を決める。
「無理やりやらされてる」らしい生徒会も、ないがしろには出来ない性分。
‥‥安心して見てられる。
とはいえ、
こんなに持ち上げておいて何ですが、
娘は赤ちゃんの頃夜泣きがひどかった。
泣いて泣いて、こっちまで泣きました。
感情を激しく表し、
自分でコントロールするのは難しそうな幼少期。
エクソシストという映画をご存知?
有名なホラー映画で、少女が階段を逆さまになって駆け下りてくやつ。
(怖いと思う、見たことないけど。)
そのホラー映画の宣伝CMを思い出して、3歳の娘を、「エクソシスト」かな?と思う事もあった。
でも、
どんなに発狂しようと、
どんなに男まさりだろうと、
どんなに我が道を行こうと、
私はなぜか娘を落ち着いて見ていられた。
小学1年のとき、クーピーを全部折ってきても。
小学3年のとき、「絶対入るな。入ったら殺す。」と部屋の入口に張り紙をしても。
小学5年のとき、嫌なことが多くて毎日帰宅後愚痴パレードでも。
中学1年のとき、入って間もない部活をやめた時も。
何をしても、
何を言っても、
「この子は大丈夫」
そう信じて疑わなかった。
どうしてか?
それは、
娘の素直で正直な性質を、
いつもいつもプラスの方から見ていたから。
マイナスや心配の方から見れば、
「わがまま、自分勝手、我が強い」
だったろう。
でも、そうは見なかった。
「自分の意見がちゃんとあって、
それを堂々と伝えることもできれば、
周りのことを考えて胸に秘めておくこともできる。」と見ていた。
その見方のおかげで
私は娘の絶対的な味方となり、
今の信頼感に繋がっていると思う。
ともすれば、、、
息子はどうだろう?
私は息子の気持ちが分からないと言っては、
不安や心配のほうからばかり見ていたのではないだろうか?
しかし、
表現方法は違えど、
息子もまた
素直で正直なのではないか。
そう見えだすと、
今までの受け止め方が自然と変化した。
息子の見え方が変わっていった。
お母さん心理学を通して、
息子と言い争うことが殆どなくなった。
なぜなら、
どんなに理解できない言動だろうと、
どんなに我が道を行こうと、
性質に気付くことができれば、
落ち着いて声をかけることができるから。
苦しそうなときは寄り添って
一緒に考えることができるから。
悲しそうなときは一緒に悲しんで、
笑いが止まらないほど楽しいときは、
身をよじらせて一緒に笑うことができるから。
もし、
「この子の気持ちが分からない」
「分かりたいけど分からない」
そう思っているのなら、
この見方、手に入れてみませんか?
お母さん心理学基礎講座にて。
お待ちしております(*^^*)b
脳内ヤンキーおかんトヨタマキでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡