『日焼け=健康』からまた容姿について考える
木曜日
我が家のホワイトボードに、息子のイラスト『ネコ師匠(私が勝手に言ってる)』が現れた。
昨日投稿した記事、「よく焼けて~」と日焼けをした娘に声を掛ける人の真意には『健康的でいいね』という意味があるのだと思いますというコメントをいただきました。ありがとうございます。
どうしてそこに気が付いて書けなかったんだろうと反省するくらい、なるほどなぁと思い、娘にも話しをしたところ同じく、なるほどなぁと思いを巡らせていました。
日焼けしたとか、もともと色白です!地黒です!とか、どうでもいいと言えばどうでもいい。
私が小学生の頃、夏休み明けの始業式で『日焼けチャンピオン』を決めるというものがあり、まず全員立って白い子から座らされ、残った数名が壇上に並んで、みんなでチャンピオンを決めた。
チャンピオンに拍手を送りながら、内心(何これ?)と思っていた。
また、祖母が家に来た際、テレビで野球やマラソンなどが映ると、外国の選手を肌の色でやじる言い方をしていて、そのことも(何で?)と思っていた。
腹が立つという感情というより(何で?)と。
娘も焼けているという言う人はデリカシーがない人と捉えていたけれど、健康的でいいねと言っているということを知って、また違う考えの道がひらけたかな?
見た目のことも気になる年頃だから気になるのも当たり前。いや、年頃は関係はないかな。
人は見た目が全てですとか、内面が外見にもあらわれるとか、容姿についての考えは人それぞれで、色々な考えに触れながら自分のその時々の気持ちを見つめていけたらと思う。
誰かの意見や言葉で、悩んだり傷ついたりもあるけれど、自分は自分でOKと思いたい。子どもにも伝えていこう。
『しせいを正せば美しい』。確かにね。
そして・・・
人の好みを尋ねられた時に「色白の子がタイプ」とか「脚が細い子がタイプ」とかあると思うけれど、「一緒にご飯を美味しいねと食べたいと思える人がタイプ」とかそういうことを言える人が私は好きだぁぁぁ。