今週の瞬殺飯（2/6-2/11）
三連休、限りなく日曜日に近い土曜日を過ごしている。習い事や家事は金曜日に前倒しして、今日はのんびり欲望のままに。
喫茶店でスイーツをしこたま食べた後、いま公園の茂みに隠れながらnote更新を試みている。コートを裏返しに着てまでして爆走した鬼ごっこは心臓が破れかけたため、男女戦かくれんぼ。なかなかスリリング。15年の付き合いである夫が、私に気づかず去っていく。
息を潜めて投稿する、今週の瞬殺飯をどうぞ。
✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺（すぐできる）
・食べるのが瞬殺（家族が喜んで食べる）
という2つの瞬殺を叶えるもの。
30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい
＊月曜日
・おでん
夫が日曜夜に仕込んでくれたおでん。これが、人生で味わったことの無い、限りなく無に近い薄さのおでんだった。そのまま食べてもおいしいはずのさつま揚げすら、逆に味が失われている。そんなことある！？理科の実験！？興奮してしまった。
夫はプププと笑いながら「なにか調味料忘れたのかなぁ」とか言ってるし、見た目はとてもおいしいそうなおでんだったので、首を傾げながら食べた。完全に塩分が足りてない。下手したら入ってない。おでんに甘味噌をつけて食べる地域で本当に良かった。
＊火曜日
・焼き豚をサンチュで包め
・胡瓜の塩昆布和え
・新たまと赤ピーマンのオムレツ
・味を復活させたおでん
・ごはん
焼き豚は今井真実さんのレシピ。日曜日に仕込んでおいたので心が穏やか。息子は肉ばっかり食べるし、娘は豚肉を嫌がることがあるのでサンチュで包む仕様とする。
おでんは、塩と白だしを足したらちゃんと蘇った。前日の反動でいつもより褒められた。
＊水曜日
・ビーツのポタージュ
・かじきのソテー
・ごぼうの唐揚げ
・トマトと胡瓜
・カンパーニュ
立派なビーツが買えたのでボルシチ！と思ったら娘に拒否されてポタージュに着地。
新玉ねぎをバターで炒めて、皮をむいたビーツと合わせて水を入れて煮る。コンソメひとつぶ。鍋からおろしてほどよく冷めたらジューサーにかけ、鍋に戻して牛乳で伸ばし、塩で整える。あらびきの黒胡椒を合わせるとおいしい。パン屋で買ってきた大きなカンパーニュがみるみるうちに消えていく。
かじきのバターソテー、ごぼうの唐揚げはみんなが好きな安全瞬殺飯。トマトと胡瓜は気休め。
＊木曜日
・ハンバーグ
・春菊とベーコンのサラダ
・グリルした赤ピーマンと蓮根のマリネ
・根菜味噌汁
・ごはん
木曜の私はハンバーグなんて捏ねない。常備しているスギモトのハンバーグ(冷凍）を迷わず選択。スーパーで1枚150円くらいで買える。（スギモトのラインナップの中で格下すぎるのか、オンラインショップには無かった。）ちょっと脂っぽいけど、野菜を足したり、トマト煮込みにして普通に使える。
お昼に根菜たっぷりの味噌汁とマリネだけ作れば、あとはハンバーグを焼き、カリカリベーコンと春菊でサラダを作るのみ。
生の春菊を食べるとパクチー欲が満たされると気づいてしまい、私は昼も夜も春菊が食べたくてしょうがない。春菊ってこんなにおいしかった？と感動するも、子どもたちには不評。甘い赤ピーマンのマリネに大喜びだった。いつか大人になったら思い出すといいな、遅効性の瞬殺飯。
＊金曜日
・参鶏湯
・カツオのタタキと新玉ねぎの韓国風
・長芋焼き
・ごはん
推しの参鶏湯キットを久しぶりに買えた。漢方が少し入っているだけなんだけど、手羽元を放り込むだけで体が喜ぶスープになる。楽しみすぎて朝のうちに仕込み、電鍋横を通り過ぎるたびに味見。優しい味わい。
スーパーで立派なカツオのタタキが安かったから買ったけど、夫はカツオが好きじゃないので臭み消しに韓国風のタレに漬ける。新玉ねぎのスライスに乗せて出した。
これに子どもたちがハマりすぎてしまい、カツオは秒殺、「玉ねぎだけでいいから、タレからめてごはんにのせて食べたい」と言い出し、私が新玉ねぎを追加でスライスしている横で娘がタレをつくる始末。玉ねぎを水にさらしている時間も惜しがったので、1分レンチンしてワシワシ食べていた。本当に、何がハマるかわからない。
【韓国風ダレ】
醤油 大3
砂糖 大1.5
酢 大1
胡麻油 大1
味噌 小1
すりおろしにんにく 一欠片分
＊＊＊
きのう、息子の枕カバーを洗って、つけるのを忘れていた。茶色のチェックの布団カバーとセットの、茶色い枕カバー。白い中身が剥き出しになっている。
あれ、ないよ？と言われて気づくも、階下に取りに行くのが面倒で躊躇する。「今日だけ無しでもいい？」と息子に聞いたら、予想外の答えが返ってきた。
「いいよー カレーもさぁ、玄米ごはんの日と白いごはんの日があるじゃん。どっちもカレーじゃん。だからだいじょうぶ。」
枕カバーの無い枕は白いごはん、ということらしい。布団はずっとカレーに見えていたのか。笑いながら抱きしめておやすみを言う。子どもたちに赦されて生きている。
今週もおつかれさま。
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