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富山県一人旅の記録・15 そんなバナナ!から少し予定変更

ということで、夫と娘(中三)を自宅に残して決行した数十年ぶりの一人旅。その記録を、note始めた時以来の頻度で頑張って更新中。

だったけど、年末で間が開いてしまった…。

雑多な記録写真に時折時刻を添えて時系列で並べて、二日目の13時。
ここまで付き合ってくれた方、ありがとう。
内容的にも半分は超えました。

細かすぎる記録&雑記、良かったら、今回もご一緒に。

そうそう、昼間、ライブカメラで雨晴海岸を見たら立山連峰、冠雪しているのが見られた!

前回↓


藤子・Fギャラリー後は、この旅最後の藤子モノ。

ギャラリーのベンチに座って、スマホでそれの現在地を確認、時刻表を調べた結果。

まーまー急げ!!


ギャラリーから外に出ると、恐れていた雨は降っていないので、早足→疲れてのろのろ→早足を繰り返す。(結果、思うほど時間を稼げないやつ)

でも、この時間なら間に合う、と信じて。



…が、間に合わなかった。



あれ?!と思い、スマホで現在地を確認してみると、万葉線(路面電車)の「ドラえもんトラム」は目の前の停留所を少し前に通過している。

そんなバナナ。

……と、しても気楽な一人旅。

作戦変更。とりあえずお昼を食べる場所を探すことにした。
大量摂取の朝ご飯のおかげで、空腹度は低いが、食べるなら今だ。

そしてランチしながら改めて乗車タイミングを考えることに。


さて、富山グルメと言えば寿司、しかも、回転寿司のレベルがすごいと。

寿司は大好きだが、予算配分もあるしmustではなかった。
が、すぐそこに一応チェックはしていた回転寿司店があったため、氷見うどんと迷うも、「富山で寿司」の既成事実をつくることに。
ランチセットのお手頃さも後押しした。

それが、「氷見回転寿司 粋鮨 高岡店」。

昼のピークは過ぎ空いていたが、アタリを付けていたセットのお値段上中下は売り切れ。
上か下かを選ぶことになり、上を選ぶ。

お寿司がやってきたのが13:05。
見た目的にも回転寿司レベルの色じゃない。
美味しかった。
でも、冬場はもっ~と美味しいんだと思う。

茶碗蒸しとあら汁がポイント高い。ガリ大好き。
「The氷見」 1958円也。


食べながら、これからどうしようかと考える。

万葉線は高岡駅から海のすぐそばの越ノ潟停留所へ一本の路線を片道50分で往復している。
天気が良ければ万葉線に乗って海まで行くつもりだったが、今回は一編成のドラえもんトラム(路面電車)乗車優先で見送ることに。

乗る気でいたドラえもんトラムは高岡駅への上りで、同じ停留所に下りで戻ってくるのが約30分後。

それはパスするとして、再び同じ停留所に上りで戻ってくるのが約2時間後。

が、この付近にはもう見るものはない。

ということで、少し移動して午前中に行った山町筋(古い町並みの残った場所)の更に奥にある金屋町の「千本格子の家並み」を見に行くことに決定。

旅行計画最初は予定に入れたが、山町筋から更に10分くらいは歩きそうで次の高岡大仏まで大回りになることで外した経緯がある。

会計を済ませて近くの広小路停留所から上りの万葉線に乗る。


年代、外装といろんな車両があって楽しいのだ。
これは古め。
内部も懐かしさがある。足元のはヒーターかな。
高岡って積雪するのかな?雪景色のトラムも見てみたいなあ。

そして、二つめ片原町停留所で降りる。

片原町で降りた後に撮影。交差点で90度曲がる姿にワクワクする13:55。
ドラえもんブルーかな。

片原町で降りた後、朝に山町筋に行った同じ道をひたすら歩く。
時々、ぽつりと雨粒を感じ、早足になるが、それ以上の降りにはならずに済んだ。

ルート図。金屋町への赤→ドラえもんトラムに乗るオレンジ→帰路の緑。


予想より早く金屋町に到着。

こちらも結構な街並みが続いている。
が、人は少ない。

観光地っぽい風情のお店もあるが、平日のためかやっていないお店が多く静か。
銅器のお店がいくつもあるが、開いていても一人だし、入りにくい…。

細い路地。
青銅板が施された家。この色、いいなあ。


路地ってかくれんぼとか鬼ごっこの時に便利だったなあ。
と、この写真が14:22。


高岡銅器の始まりは、加賀藩の2代目藩主であった前田利長が、1611年に高岡の新たな産業として鋳物師(いもじ。鋳造を行う職人)、刀装彫金師(刀のかざりの職人)を集め鋳物工場をひらかせたのが始まりとのこと。

初日の瑞龍寺で、ボランティアガイドさんも言っていたが(旅行記録・5 参照)、利家や三代目利常も美術工芸などを支援し、高岡市の発展維持に役目を果たしていたらしい。
富山市でも感じたが、富山県、結構アートな町なのだ。


近くにいた数少ない観光客のカップルが、銅器のお店に入ったのを見て便乗。

おりん、といってもいかにもな仏具ではなく、最近見る、おちょこサイズでインテリアとしても飾れそうなものに心惹かれている。
その澄んだ音色で心が洗われる…ってのもいいなと思って。

そのお店にも何種類かあったが、お値段もいい。
たしか一万円前後~ということで、そこまで今は欲していないのでサンプルを鳴らして満足す。

錫のインテリア(柔らかいので自分で形を変えられる)っぽいトレーなどもあってこれも素敵だ。

これは!というものに出会いたいから見たいんだけど、最初から買う気ではなく、誰もいないこの手のお店には入りにくい…。

ということで、小さなお店をカップルが後にした直後に、お邪魔しましたと小さく言ってわたしも出るの巻…。

朝行った 山町筋より工芸品のお店が多く、観光地っぽさもある(平日のためかやってないっぽいところが多いが)。
こっちのほうが見どころとしてはメジャーなのかな?

さて、街並みは道路を挟んで続いているが、そこまで見る時間はない。

またまた早足で来た道を戻るハメに。

そして、ドラえもんトラムに乗車の時が迫る!

待て! 次回。



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