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富山県一人旅の記録・3 電車と海

ということで、夫と娘(中三)を自宅に残して数十年ぶりの一人旅に出た時の記録を連載中。
景色や電車や街の様子、食べたものなど気ままに撮った雑多な写真を時系列で並べている。



東京~富山~高岡~越中国分と移動してきた初日。

ちなみにだが、今回の旅行は新幹線と宿泊のパックもの。
出発の10日前くらいに予約をした。

希望は高岡駅発着(&高岡のホテル)だったが、調べて大丈夫そうだなとぼやぼやしているうちに希望レベルのホテルが埋まっていた。

ところが富山駅発着で調べるとホテルが取れることが判明。
富山駅と高岡駅が意外に近かったため、予約を決めた。

実はその前は夜行バスを使おうとしていたが、わたし必須のトイレ付バスが、やはりぼやぼやしていたら満席に…。

そんな流れだったが、結果的には健保の補助を利用したこともあり、コスパも、満足度も結果オーライとなった。(年齢的に、夜行バスの疲労ダメージが未知だったしなあ)

さてさて、そんなわけで、高岡駅から氷見線で越中国分駅に到着。

suicaは使えず、前回写真で紹介したワンマン列車の先頭で現金支払いをする。

そして、一人降り立ったホームから電車を見送った。


海に向かう電車。
遠ざかっていく。
そして、海が残った。

左手の建物はドライブインっぽい店でたい焼き?だかを売っていた。
このホームの奥からも、そちらにすぐ出られるようになっている。

トイレを借りれるかと思ったら、飲食しない人はトイレ使用不可のようで…。
お腹も減ってないし、先に進みたいしで諦める。


ホームの端までいって撮影。


ところで、越中国分駅は無人駅で、駅自体にトイレがない。
(何かで小さいトイレがあると読んだ気がしたのだが、現地で見つけることできず…)。


どうしようかとMY膀胱と相談したが、まあ、大丈夫でしょとのことで、予定通り隣の「雨晴(あまはらし)駅」にむかう。
道中には道の駅があり、そこ(のトイレ)が最初の目的地となる…。

何枚か撮ったが、これだけ虹がかかっていた。
トンネルは歩道も広々していて歩きやすい。


雨晴トンネルを抜けて、海沿いの下り道を歩いた。
高台なので景色がいい!

見出し写真は、そのあたりから、男岩を臨んだ写真。



と、観光客と思しき仲の良さげなご夫婦が向かい側からぶらぶらと来たので、先を歩いていた奥様に「すみません、シャッターを押してもらっていいですか?」と尋ねると、戸惑い顔で「あ、わたし、だめです」との返事で驚く。

あら?と思っていると、どうやら日本人ではなかったようで「だんなさん、日本人ね」と、そちらとの会話を促され、にこやかなご主人に尋ねると、奥様に通訳してくれて(韓国語でも中国語でも無かったような)、奥様「ああ、ああ!!(シャッターね!)」と笑顔でシャッターを押してくれた。


それが、この旅唯一の他所様に撮って頂いた自分写真。
ロケーションはバッチリだったが、被写体の問題で写りはイマイチ…。

でも、素敵なご夫婦と言葉を交わせたしと気を取り直して、さて、歩みを進めよう。

海沿いの線路。


帰りの電車はここを通るんだな♪~と思いながら一旦線路沿いから離れたところ、向こうから電車が来ているではないか!!

シャッターチャンスを逃すまいと、慌てて再び線路際でスマホを構える。

その写真がこれだ~! 時刻は0:51。


「電車と海」写真、嬉しい~!

と、歩くとすぐのところに「道の駅 雨晴」があるが、まずはその目の前にある義経岩を見る。

源義経が雨宿りしたって伝説があるという。
岩の下部分がくぐり抜けられる空間になっている。


三日間の旅程の天気予報で一番良かったのが初日。
ということで、予定通りの初日に雨晴海岸を目指した。

結果、立山連峰をバックにした女岩を撮影できた。


やっぱり冬場の冠雪してるの見てみたい。



こちらが道の駅 雨晴。


越中国分駅から「道の駅 雨晴」まで歩いて30分弱だった。



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