![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103723644/rectangle_large_type_2_aca5abe9aeb07c9bb516a64a83534562.png?width=1200)
突然電話が鳴り始め
電話のベルは忖度無し
前回書いた、わたしと「電話」についての記事は、じつは、今回の話の前置きだ。
ということで、今回からがメインになる。
先月、家の固定電話に見知らぬ携帯から何度も電話がかかってきた。
携帯電話を持って以降は、新たに固定電話の番号を伝えた人はいないし、旧知の人でも、連絡してくる先は利便性の高いスマホに移行している(携帯電話の進化系が文字通信メインなのがありがたい)
結婚した当時は、手続き系は固定電話の番号で登録しており、子供関連でも連絡網があった時期は固定電話を記載していた。
わたしが子供の頃のように、学校名簿の売買や流出が珍しくない時代ではないが、それでも情報が流れるらしく、固定電話にはセールス系の電話が今もくる。
新しい電話機にした際、発信者番号通知がされるようにしたので、ネット検索してリサイクルショップ等、わかれば出ないし、その他覚えのないものは一旦スルーしている。
それで特に問題なく来ていた。
ところが。
先月、見知らぬ携帯の番号から電話がかかってきた。
何度も。
ネット検索しても特に情報が無いので本当に個人のものに思われたが、知人のものではない。
一日に数度かかってくることが何日か続いた。
なんだろうなと気になりながらも、放置していたのだが、そのうち頻度が上がってきたので、電話機の機能で「名乗って下さい」と応答するボタンを押してみた。
すると、毎回無言ですぐに切断されるのだ。
なんなのだ。
少なくとも、緊急ではないことになる。
しかし、詐欺などであれば、こちらの警戒を知ってかけて来なくなるだろうに、引き続きかかってくるのだ。
得体の知れなさバロメーターが、かえって上昇してくる事態に。
ある夜、30分おきというこれまでにない頻度で電話が掛かってきた。
応答ボタンを押すとやはり切れる。
気味が悪くなってきて、どうしたものかと思っていたら、今度は5分おきくらいに数度。
なに?この猛スパートみたいな勢い…。
ということで、なんとかしたいと思った私。
相手が想像もできなかったけど、男性がbetterな気がしたので、お鉢が回ってきたのが(押し付けられたのが)、帰宅していた夫。
「一回、出てみてくれない?」と、退き気味の夫を担ぎ出す。
で、夫に電話に出てもらうと、それは予想外の相手だった。
続く
#エッセイ #電話 #電話が苦手 #携帯電話 #スマホ #無言電話 #発信者通知 #