カステラが食べたい
「鈍色の空を低く飛ぶ鳥が短く鳴いてゆきます真昼の雨」(「桐の花」さだまさし)
田植えが済んだ田んぼの水面をかすめるようにつばめが飛ぶ。
足元には子どもたちが書いた季節のタイル。
一週間ぶりの出勤で駅に向かう道すがらのこと。
守山駅発 6:44新快速は座れない。琵琶湖線の朝は完全に元の様子に戻った。唯一以前と違うのは、ほぼ全員がマスクをしていること。
肌が空気の湿り気を感じている。
昼過ぎには雨が振り始めるらしい。
つばめや植物が喜ぶ季節だ。
そして私はカステラが食べたくなる。
しっとりしたやつがいい。できれば長崎のやつ。
そんな楽しみを見つけた水曜日だけの岡、でした。
琵琶湖線新快速車内にて。
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