東南アジア一人旅 day3
いよいよこの日が来た。アンコールワットを見ると並んでやりたかったことの一つである徒歩越境の日だ。
徒歩越境ってロマンがあると思う。飛行機で気付かずに国境を越えるのではなく、自らの足でボーダーを超える、まさに"越境"なのだ(誰かに伝われ)。日本にいる限りできないという事実もこの想いに拍車をかけてる。
カンボジアに直行便ないし、タイも興味あったのでちょうど良くねとなった。
徒歩越境の方法などについては、別でnoteを作ろうと思う。同じ思いを持つ旅行者の役に立てばと思う。
2泊したバンコクのドミトリーをチェックアウトしてセブンイレブンに向かう。タイのセブンにあるホットサンドを食べてみたかった。レジに持って行くと、その場で焼いてくれるので出来立てが食べられる。朝食や軽食にピッタリだ。
予約していたカンボジアのシェムリアップに向かうバスに乗り込む。
元々7:45発を予約していたのだが、2日前に「9時発にリスケな、チケットは変えてるからよろしく」という旨のメールが来ていた。これが海外か。
バンコクを出発して4時間ほどで国境のBanKlongに到着。国境でもある程度栄えていたし、街も綺麗だった。
一度バスを降り、タイの出国とカンボジアの入国を済ませて再びバスに乗り込む。
この間に歩いて越境している。想像の10倍あっさりしていた。特に線が引いてあるわけでもゲートがあるわけでもない。国境の小さな川にかかった普通の橋に"friendship bridge"と書かれたボロい看板がある程度だ。あとは国旗が変わったくらい。期待しすぎていたのかもしれないが、一つ夢を叶えられてよかった。
越境自体はあっさり終わったが、タイとカンボジアの経済力の差は強く感じた。空気が違う。埃っぽいというか砂っぽいというか、視界が悪くなった。タイ側ではトゥクトゥクの勧誘はほとんど見られなかったが、カンボジア側はトゥクトゥクの勧誘,乞食,舗装されきっていない道路、無事日本に帰られるか心配になるほどだ。
14時頃にカンボジア側の国境の街であるក្រុងប៉ោយប៉ែត(ポイペト)を出発し、3時間ほどでシェムリアップに到着した。18:30到着となっていたが、17時には着いた。
バスを降りグラブを呼ぶとトゥクトゥクが来た。人生初のトゥクトゥクに揺られながらアンコールワットのチケットを買いに行く。1dayで37ドルとちょっと高いが、遺跡の絶景はお値段以上だった。
両替をしてホテルにチェックイン。荷物を置いてパブストリートに出かける。翌日の朝が早いので少しだけのつもりが、ビール2杯飲んでしまった。1杯0.5ドルだし、しょうがないよね。カンボジア料理のロックラックも美味しかった。
綺麗なホテルでストレスなくシャワーを浴び、22時ごろには就寝。カンボジア楽しいかもと思えたし、やりたいこともできた充実した1日となった。
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