AIツールを活用し倒して、ついにAI絵本作家デビューしました。「だれのふくだったかにゃ?」
これまでアートに全く触れてこなかった私が、愛するわが子へ自作の絵本を届けたい!と意気込み、AIを使い倒して自作の絵本を作ろうと思い立ってから、はや1か月…
ついに、まがいなりにもKindleで電子出版し、AI絵本作家デビューをしました!
出版ほやほやのわたしのデビュー作はこちら!
10数ページの軽めの本ではありますが、愛のこもった作品となっています。
今回は、この作品の簡単な紹介と、電子出版するまでの経緯を話します~
①デビュー作「だれのふくだったかにゃ?」とは
まずは私のデビュー作、「だれのふくだったかにゃ?」について、”あらすじ”、”特徴”、”絵本に込めた想い”についてお話しします。
あらすじ
動物たちが暮らす町でクリーニング店を営む一匹の忘れんぼうの猫が主役です。
ある日、彼は店にあるいくつかの衣服の持ち主を忘れてしまい、服の特徴から持ち主を思い出すことにします。
猫の店長はすべての服の持ち主を思い出すことはできるのでしょうか?
特徴
カラフルで表情豊かなイラストで、子どもたちの目を引きつけます。
各ページでは、動物たちのユニークな衣服とキャラクターが登場します。
絵本に込めた想い
親子で和気あいあいと読んでほしい。
こどもの想像力を高めたい。
いつも読んでいる絵本とは、少しテイストの異なるイラストで絵本の幅を広げたい。
②絵本を電子出版するまで
次に私が絵本を電子出版するまでに行ったプロセスと、各プロセスにおいて利用したツール(AIツールも含む)をご紹介します。各プロセスの詳細の説明は、また別の記事でお話しできたらと思います。
1.絵本のストーリー・構成のプランニング
使用ツール: ChatGPT
やったこと:まずは絵本のテーマとストーリーの概略を考えます。今回は親子で一緒に楽しめる絵本を作ることを目指しました。「舞台はクリーニング屋さん、洋服の特徴から持ち主を予想する」という骨組みは、まずは自分で考えていました。
そのテーマ・ストーリーの骨組みをChatGPTにインプットし、ストーリーライン、キャラクターなどを提案してもらいながら、ストーリーやページ構¥成を詰めていきました
2.絵本のイラスト原画生成:
使用ツール: ChatGPT(Dalle3)、Adobe Firefly
やったこと: 検討したストーリーラインとページ構成から、イラストをDalle3とAdobe Fireflyを使用して、オリジナルイラストやキャラクターデザインを生成しました。
それぞれを使ってみた感想は、また別途記事にします。が、簡単に違いをいうと、Dalle3は一度生成したイラストをチャットで対話形式で自自分のイメージに近づけていく、一方、AdobeFireflyはプロンプト(日本語)を自分で細かく修正しながら、自分のイメージに近いものができるまで繰り返します。
キャラクター等のイラストを生成するときは形状や大まかなデティールを生成するときには、Dalle3の方が私的にはやりやすかったのですが、一度できた画像の背景や細かい部分を修正するときには、AdobeFireflyの「生成塗りつぶし」が非常によく使えました。
3.絵本のレイアウト
使用ツール: Adobe Express
やったこと: Adobe Expressを使用して、ページレイアウトやデザインの調整を行います。簡単な操作でプロフェッショナルなページレイアウトが可能です。
4.絵本の出版:
使用ツール: Kindle direct publishing
やったこと: 完成した絵本のデジタル出版にはKindleプラットフォームを使用します。Kindleで出版するために必要なツールがそろっているため、想像以上に簡単に出版にこぎつけることができました。
おわりに
ということで、様々なツールを用いながら絵本出版までこぎつけたわけですが、単純な道のりではありませんでした。
思った通りにイラストはできないし、レイアウトも思った以上に時間がかかりました。
一連のプロセスを通して実施したことで、少しはこなれてきたかとは思いますが、まだまだ効率的にできるところはあるはず。
この1か月の間にChatGPTも大幅な進化を遂げているので、新機能も組み込みながら第2作の完成を目指します!
最後にもう一度デビュー作「だれのふくだったかにゃ?」のリンクを載せておきます。笑 Kindle unlimited加入者は無料で見れるので、ぜひチラ見してみてください!