実務経験ゼロで総合旅行業務取扱管理者試験に合格しました&振り返り
総合旅行業務取扱試験に合格!
令和6年10月27日に実施された総合旅行業務取扱管理者試験に合格しました!(全科目受験)
私は旅行業関連の仕事についているわけではなく実務経験もゼロ、しかも全科目受験ということで、まぁまぁ無謀とも言えましたがどうにか合格することができました。
自己採点では合格見込みでしたが、正式に発表されるまではドキドキの毎日でした。
JATAから解答が正式に公開されていますので、結果を振り返ってみたいと思います。
試験結果と振り返り
私の試験結果は以下となりました。
① 旅行業法令 : 64点(100点満点)
② 約款 : 78点(100点満点)
③ 国内旅行実務: 64点(100点満点)
④ 海外旅行実務: 127点(200点満点)
総合旅行業務取扱管理者試験は各科目で6割以上の得点が合格基準ですので、ご覧のとおりギリギリ中のギリギリでの合格でした(汗)
そんな得点なのかーい!と突っ込まれそうですが、合格は合格ということで大目に見ていただけたらうれしいです。
※ ちなみに今年の全科目受験者の合格率は13.2%(JATAの発表数字)
続いては各科目について、簡単に振り返ってみます
【①旅行業法令と②約款】
①②はテキストや過去問で繰り返し学習すれば多くの方が問題なく合格基準の得点ができると思います。
ただ、試験問題には引っ掛けが多く含まれています。
また「該当する選択肢をすべて選べ」という複数選択問題もあり、選択に迷いがでてしまう問題もありました。
ですので、もう少し冷静に問題文を読んでいれば、もっと得点できただろうと思います。
【③国内旅行実務】
③の内訳は以下の通りです。
・国内地理 : 24点(40点満点)
・宿泊料金、バス・フェリー運賃: 10点(20点満点)
・国内航空 : 5点(10点満点)
・JRの運賃、時刻表 :25点(30点満点)
国内地理ははじめからそこまで時間をかけない方針で試験学習していたのですが、個人的にサービス問題もあって6割得点できたのはラッキーと言えるかもしれません。(逆に言えば、地理をもう少し間違えてたら不合格だった…(汗))
宿泊料金、運賃は、これも問題をよく読めば全問正解できました。ここはもったいなかったです。
国内航空は、ANAの航空券の問題が出てきて不正解でした。国内航空はJALの問題が出されることが多いのでノーマークでした…。やっぱりANAも覚えておく必要はありますね。
JRの問題は1問間違えただけでした。ここは得点比重が高い分野になるので、ガッチリと学習した効果がありました!
【④海外旅行実務】
④の内訳は以下の通りです。
・国際航空運賃 : 30点(40点満点)
・出入国法令 : 30点(40点満点)
・英文読解 : 35点(40点満点)
・海外地理 : 12点(40点満点)
・その他(時差、海外実務、都市・航空コード) : 20点(40点満点)
国際航空運賃、出入国法令は1問あたりの得点比重が高いので、これもしっかりと学習をしまして得点を確保できた形です。
国際航空運賃ははじめのうちは難しかったですが、コツを掴んでからは今や、大好きな分野になったかもしれません。
英文読解は、特になにも学習していません。もともと英文読解は得意な方でしたので、ぶっつけ本番で試験に臨みました。
英語が苦手な方には苦労する分野と思いますが、ある意味サービス分野なので、できるだけ得点できるよう頑張りましょう。
そして総合旅行業務取扱管理者試験の最大の鬼門である海外地理ですが、ズタボロの結果でした(3割しか正解していない…)。
国内地理もそうですが地理は範囲が広すぎるがゆえに、私は地理問題にフォーカスして学習することは効率的ではないと考えました。
そこで地理問題の得点を上げることは一旦あきらめ、他の分野でしっかり得点するという戦略で試験学習を進めた結果といえるかなと思います。
最後のその他の分野ですが、時差の問題は得意なのでOKでしたが、都市・航空コードがこれまた弱いポイント…。
都市・航空コードも覚えにくい分野なのですが、時間をかけてゆっくりと記憶に定着させていけるといいのかなと思いました。
ということで振り返りましたが、得点率はともかく、地理問題はいったんあきらめて他に注力して学習したことがよかったのかなーと思いました。
あらためて言うまでもないかもしれませんが、総合旅行業務取扱管理者試験は試験範囲が非常に広いですから、来年受験される方もポイントを絞って効率的に学習されることをおすすめします!頑張ってください!
Bottom Line
業界未経験、実務経験ゼロでのチャレンジでしたが、合格できたのは今年一番といっていいくらいの喜びでした。
これを機に、旅行をもっともっと楽しめるよう探求していこうと思います。
私が活用したテキスト等はまた別の記事で書くかもしれません!?
それでは〜。